Google Search Consoleとは、Google検索で自分のサイトがどのように見つかり、表示され、クリックされているかを確認できるGoogleの無料サービスです。検索キーワード、表示回数、クリック数、平均掲載順位、インデックス状況などを確認できるため、SEO改善では基本となるツールです。
30秒でわかる結論
- Google Search ConsoleはGoogle検索でのサイト状況を確認する無料ツール
- 検索キーワード、クリック数、表示回数、CTR、平均掲載順位を確認できる
- ページがGoogleへインデックスされているか確認できる
- URL検査で特定ページのクロール・インデックス状況を調べられる
- XMLサイトマップを送信できる
- GA4が「サイトに来た後」、Search Consoleは「Google検索で来る前」を見るツール
- 初心者はまず「検索パフォーマンス」「ページのインデックス登録」「URL検査」の3つを見ればよい
Google Search Consoleとは?
Google Search Consoleは、Googleが無料で提供しているWebサイト管理者向けサービスです。
Google公式では、Google検索におけるサイトの掲載状況を監視・管理し、問題を解決するためのサービスと説明されています。
ここで伝えたいポイント
Search Consoleは「Google検索から自分のサイトがどう見えているか」を確認するツールです。
Search Consoleでできること
| 機能 | 分かること |
|---|---|
| 検索パフォーマンス | クリック数・表示回数・CTR・平均掲載順位 |
| ページのインデックス登録 | Googleへ登録されているURL・されていないURL |
| URL検査 | 特定URLのクロール・インデックス状況 |
| サイトマップ | XMLサイトマップの送信状況 |
| リンク | 内部リンク・外部リンク |
| セキュリティ・手動対策 | 問題が検出されていないか |
検索パフォーマンスで見る4つの数字
初心者が最初に覚えたいのは、クリック数・表示回数・CTR・平均掲載順位の4つです。
| 指標 | 意味 |
|---|---|
| クリック数 | Google検索結果からクリックされた回数 |
| 表示回数 | 検索結果へ表示された回数 |
| CTR | 表示されたうちクリックされた割合 |
| 平均掲載順位 | 検索結果における平均的な掲載位置 |
CTR = クリック数 ÷ 表示回数 × 100
具体例
10,000回表示され、500回クリックされた場合、CTRは5%です。
500 ÷ 10,000 × 100 = 5%
検索キーワードを確認できる
検索パフォーマンスでは、自分のサイトがどの検索クエリで表示・クリックされているか確認できます。
具体例
「レンタルサーバー 容量」「サーバー 何GB」など、想定していた検索語だけでなく、記事作成時には考えていなかった検索語から流入していることも分かります。
初心者はこれでOK
まず「表示回数は多いのにクリックが少ないクエリ」を探すと、タイトルや検索意図の改善候補を見つけやすくなります。
Search ConsoleとGA4の違い
Search ConsoleとGA4は役割が違います。
| ツール | 主に見る範囲 | 主なデータ |
|---|---|---|
| Search Console | Google検索→サイト訪問前 | 検索語・表示回数・順位・クリック |
| GA4 | サイト訪問後 | ページ閲覧・流入・行動・コンバージョン |
違いを一言で
Search Consoleは「どう検索されて来たか」、GA4は「来た後に何をしたか」を見るツールです。
ページのインデックス登録で分かること
Search Consoleでは、Googleへインデックスされているページと、インデックスされていないページを確認できます。
インデックスされていない理由には、noindex、robots.txt、重複URL、404、クロール未実施など複数のケースがあります。
「インデックスされていない=全部問題」ではない
削除済みページ、重複URL、意図的にnoindexへしたページなどは、インデックスされていなくても正常です。Googleも「すべてのURLがインデックスされる必要はない」と案内しています。
URL検査とは?
URL検査は、特定ページについてGoogleがどのように認識しているか確認する機能です。
URL検査で確認できること
- Googleにインデックスされているか
- 最後にクロールされた日時
- クロールが許可されているか
- インデックスが許可されているか
- Googleが選んだcanonical URL
- ライブURLを取得できるか
「URLはGoogleに登録されています」でも掲載保証ではない
Google公式も、URL検査で「URL is on Google」と表示されても、実際の検索結果への表示を保証するものではないと案内しています。
新しい記事はURL検査から登録リクエストできる
新しい記事や更新したページは、URL検査からインデックス登録をリクエストできます。
完全なURLを入力します。
現在のページが取得・インデックス可能か確認します。
問題がなければ登録リクエストを送ります。
大量ページはサイトマップを使う
Googleは、多数の新規・更新URLを知らせる場合、個別にURL検査から送るよりXMLサイトマップを使う方法を案内しています。
XMLサイトマップを送信できる
Search Consoleの「サイトマップ」では、XMLサイトマップのURLをGoogleへ送信できます。
例
WordPressで「https://example.com/wp-sitemap.xml」が出力されている場合、そのURLをSearch Consoleへ送信します。
サイトマップを送信してもインデックスは保証されませんが、GoogleがURLを発見しやすくする手段になります。
初心者はどの画面から見ればいい?
どの検索語で表示・クリックされているかを見る
重要ページがGoogleへ登録されているかを見る
問題がある個別ページを詳しく調べる
XMLサイトマップが正常に読み込まれているか見る
数字はどう改善につなげる?
| 状態 | 考えること |
|---|---|
| 表示回数が少ない | 検索需要・順位・記事テーマを確認 |
| 表示回数は多いがCTRが低い | タイトル・検索意図を確認 |
| CTRは高いが順位が低い | 内容強化・内部リンクを検討 |
| 重要ページが未登録 | URL検査で原因を確認 |
数字で判断する例
ある記事が月20,000回表示、CTR2%なら400クリックです。CTRが3%まで改善すると600クリックになります。
20,000 × 2% = 400クリック
20,000 × 3% = 600クリック
差は月200クリック
平均掲載順位はどう見る?
平均掲載順位は、検索結果でサイトが表示された位置を平均した指標です。
ただし、検索キーワード、端末、地域などで掲載位置が変わるため、「平均順位7位だから常に7位」と考えないようにします。
初心者はこれでOK
順位の数字単体ではなく、「クエリごとの表示回数・クリック数・CTR」とセットで見てください。
Search Consoleはリアルタイムではない
Search Consoleの検索パフォーマンスは、すべてがリアルタイムで確定するデータではありません。
Googleの概要画面では非常に新しい検索データが予備データとして表示されることもありますが、集計・反映には時間差があります。
記事公開直後に数字がゼロでも慌てない
公開した直後は、Googleがクロール・インデックスして検索結果へ表示するまで時間がかかります。まずURL検査とインデックス状況を確認してください。
Search Consoleを使う費用
Google Search Console自体の利用料金は0円です。
利用料金
0円
サイト運営者なら、SEOツールへ課金する前にまずSearch Consoleのデータを使いこなす価値があります。
サイトを登録するときの所有権確認
Search Consoleでは、自分がそのサイトを管理していることを確認する必要があります。
代表的には、DNSレコードを使うドメインプロパティと、特定URL単位で登録するURLプレフィックスがあります。
| 登録方式 | 特徴 |
|---|---|
| ドメイン | http/https、www有無、サブドメインをまとめて管理しやすい |
| URLプレフィックス | 指定したURL範囲を管理する |
新規サイトはドメインプロパティを第一候補にする
DNSを編集できるなら、http/httpsやwww有無をまとめて見られるドメインプロパティを第一候補にします。DNSを触れない場合や特定URLだけ管理したい場合は、URLプレフィックスを使います。
Search Consoleを見る頻度
インデックス状況、サイトマップ、URL検査を優先します。
検索クエリや表示回数が増えているか確認します。
伸びたページ・落ちたページ・インデックス問題を確認します。
URL検査、インデックス、手動対策などを優先します。
初心者が最初にやること
初期設定チェックリスト
- サイトをSearch Consoleへ登録する
- 所有権確認を完了する
- XMLサイトマップを送信する
- トップページをURL検査する
- 主要記事を数ページ確認する
- 検索パフォーマンスを週1回見る
- インデックスの急な減少がないか確認する
教科書判定:SEOを始めるなら最初に導入する
Search Consoleは公開と同時に登録する
Google検索から集客したいサイトなら、Search Consoleは後から入れるツールではなく、公開時点で設定しておく基本ツールです。初心者はまず検索パフォーマンス・インデックス・URL検査の3画面を使い、数字が増えてきたらクエリ別・ページ別分析へ進んでください。
よくある質問
Q.Search Consoleは無料ですか?
はい。Googleが無料で提供しています。
Q.Search Consoleを登録しないとGoogle検索に出ませんか?
いいえ。Google公式でも、Search Consoleへ登録しなくてもGoogle検索結果に表示される可能性があると案内しています。ただし、登録すると検索状況や問題を把握しやすくなります。
Q.GA4と両方必要ですか?
役割が違うため両方使うと便利です。Search Consoleは検索前、GA4はサイト訪問後の行動を見るために使います。
Q.インデックス登録をリクエストすればすぐ検索結果に出ますか?
保証されません。Googleは、登録リクエスト後もインデックスまで時間がかかる場合があり、登録自体も保証しないと案内しています。
Q.平均掲載順位だけ見ればSEO効果を判断できますか?
順位だけでは不十分です。検索クエリ、表示回数、クリック数、CTRと合わせて判断してください。
まとめ
この記事の結論
- Search ConsoleはGoogle検索状況を確認する無料ツール
- クリック・表示回数・CTR・平均掲載順位を確認できる
- 検索キーワードを分析できる
- ページのインデックス状況を確認できる
- URL検査で個別ページを診断できる
- XMLサイトマップを送信できる
- SEOを行うサイトなら公開時に設定しておく
Google Search Consoleは、SEOの結果を感覚ではなく数字で確認するための基本ツールです。まずサイトを登録し、XMLサイトマップを送信したうえで、検索パフォーマンス・ページのインデックス登録・URL検査の3つから使い始めてください。
次に読むなら
Search Consoleの全体像が分かったら、「Search Consoleの検索パフォーマンスの見方」を確認すると、クリック数・表示回数・CTR・平均掲載順位を具体的なSEO改善へつなげやすくなります。