WordPressのメニューは、読者を「トップページ」「カテゴリー」「お問い合わせ」などへ案内するためのナビゲーションです。 作成自体は難しくありませんが、項目を増やしすぎると逆に分かりにくくなるため、初心者は「必要なページだけを見せる」ことを優先してください。
30秒でわかる結論
- WordPressのメニューは、サイト内の重要ページへ読者を案内するために使う
- 基本は「ホーム・主要カテゴリー・運営者情報・お問い合わせ」程度から始めればよい
- 項目を増やしすぎるとスマホで見づらくなるため、最初は5〜7項目程度を目安にする
- 固定ページ・投稿・カテゴリー・カスタムリンクなどをメニューへ追加できる
- 親子関係を使えばドロップダウンメニューを作れる
- テーマによって「ヘッダー」「フッター」など表示できる場所が異なる
- メニューは一度作って終わりではなく、記事数やサイト構成に合わせて見直す
WordPressのメニューとは?
WordPressのメニューは、サイト内のページやカテゴリーへ移動するためのナビゲーションです。 多くのテーマでは、サイト上部のヘッダーや下部のフッターに表示できます。
読者はすべての記事を順番に読むわけではありません。 「会社概要を見たい」「料金を知りたい」「問い合わせたい」といった目的で、必要なページへ直接移動します。
ここで伝えたいポイント
メニューの役割は「たくさんのリンクを置くこと」ではなく、「読者が次に行きたい場所を迷わず選べるようにすること」です。 表示できる項目数より、分かりやすさを優先してください。
メニューに追加できるもの
| 追加できるもの | 使い方 |
|---|---|
| 固定ページ | お問い合わせ、会社概要、プロフィールなど |
| 投稿 | 特定の記事へ直接案内したい場合 |
| カテゴリー | 記事ジャンルごとの一覧へ案内する |
| カスタムリンク | 任意URLや外部ページへのリンク |
初心者はこれでOK
ブログなら「ホーム・主要カテゴリー・プロフィール・お問い合わせ」、会社サイトなら「ホーム・事業内容・会社概要・お問い合わせ」の4項目程度から始め、必要な導線だけ後から追加します。 記事が増えてから必要な項目を追加してください。
WordPressでメニューを作る基本手順
メニューの設定画面や名称は、使用しているテーマやWordPressの編集方式によって異なることがあります。 クラシックテーマでは「外観」内のメニュー設定、ブロックテーマではサイトエディターのナビゲーションから編集する形が一般的です。
使用テーマに応じて「外観」またはサイトエディターからナビゲーション設定へ進む
固定ページ・カテゴリー・カスタムリンクなどを選ぶ
読者に見てほしい順番へ変更する
子項目を作り、ドロップダウン表示にする
ヘッダー・フッターなどテーマが用意している場所を選ぶ
1.メニュー編集画面を開く
WordPressでは、テーマによってメニュー編集方法が異なります。 従来型のテーマでは「外観」からメニューを設定することが多く、ブロックテーマではサイトエディター内のナビゲーションブロックを編集します。
画面が説明と違っても異常とは限らない
WordPress本体のバージョンやテーマによって、メニュー設定の場所・名称・操作方法は変わります。 「外観にメニューがない」場合は、サイトエディターやナビゲーション編集機能を確認してください。
2.固定ページやカテゴリーを追加する
メニューへ表示したい固定ページやカテゴリーを選び、ナビゲーションへ追加します。
ブログであれば、読者が記事を探しやすいように主要カテゴリーを追加すると便利です。 一方、1記事ずつ大量にメニューへ追加すると管理しにくくなります。
ブログの例
- ホーム
- レンタルサーバー
- WordPress
- ドメイン・SSL
- プロフィール
- お問い合わせ
このように、個別記事ではなく「大きな入口」を並べると、記事数が増えてもメニューが崩れにくくなります。
3.メニューの順番を決める
メニューは左から右、または上から下へ読まれるため、重要な項目を分かりやすい位置へ配置します。
ただし、「最重要だから全部左へ」という考え方ではなく、利用者が自然に探す順番を意識してください。
| サイト種類 | 並び方の例 |
|---|---|
| 個人ブログ | ホーム → 主要カテゴリー → プロフィール → お問い合わせ |
| 企業サイト | ホーム → 事業内容 → 実績 → 会社概要 → 採用 → お問い合わせ |
| 店舗サイト | ホーム → メニュー・料金 → 店舗情報 → アクセス → 予約・問い合わせ |
お問い合わせは見つけやすくする
企業・店舗サイトでは、問い合わせや予約が重要な行動になることがあります。 ヘッダーメニュー内や目立つ位置へ配置し、読者が探し回らなくてもアクセスできる状態にします。
4.親メニューと子メニューを作る
複数の関連ページがある場合、親子構造を使って整理できます。 たとえば「サービス」という親項目の下に「Web制作」「保守」「コンサルティング」を配置する形です。
親子メニューの例
サービス
├ Web制作
├ サーバー保守
└ SEO支援
階層化すると項目数を整理できますが、何段も深くするとスマートフォンで操作しにくくなります。
階層は基本1段まで。深くしすぎない
初心者向けサイトでは「親 → 子」の2階層程度までに抑えると分かりやすくなります。 子の下にさらに孫メニューを大量に作るより、カテゴリー一覧ページなどへまとめる方が操作しやすい場合があります。
メニュー項目はいくつがいい?
WordPressに技術的な追加可能数があっても、すべて表示する必要はありません。 読者が一度に比較する項目が増えるほど、どこを押せばよいか迷いやすくなります。
5〜7項目は絶対的なルールではありませんが、初心者が最初のメニューを作る目安として使いやすい数です。 項目が10個以上になる場合は、カテゴリーや親メニューでまとめられないか確認します。
スマートフォンで必ず確認する
パソコンでは横一列に表示できても、スマートフォンではハンバーガーメニューに収納されるテーマが多くあります。 そのため、PC表示だけで判断しないことが重要です。
スマホで確認すること
- メニューボタンを押せる
- 項目名が途中で切れていない
- 子メニューを開ける
- 項目が多すぎてスクロールが長くなっていない
- お問い合わせや重要ページへすぐ移動できる
ヘッダーとフッターで役割を分ける
すべてのリンクをヘッダーへ入れる必要はありません。 読者が頻繁に使うページはヘッダー、補助的な情報はフッターへ分けると整理しやすくなります。
| 場所 | 向いている項目 |
|---|---|
| ヘッダー | 主要カテゴリー、サービス、料金、問い合わせ |
| フッター | 運営者情報、プライバシーポリシー、利用規約など |
初心者はこれでOK
「読者が頻繁に探すものはヘッダー」「必要だが毎回見るわけではないものはフッター」と分けると、メニューが膨らみにくくなります。
サイト別おすすめメニュー構成
ホーム、主要カテゴリー2〜3個、プロフィール、お問い合わせを基準にします。
事業内容、実績、会社概要、採用、お問い合わせなど、訪問者の目的別に入口を用意します。
料金・メニュー、店舗情報、アクセス、予約を優先し、来店前に必要な情報へ短く移動できるようにします。
主要カテゴリーや比較・おすすめ記事への入口を中心にし、細かな記事を直接並べすぎないようにします。
メニューでよくある失敗
すべてのページを追加する
ページが20個あるからといって20個すべてをヘッダーへ並べる必要はありません。 重要な入口へ絞り、詳細ページはカテゴリーや本文リンクから案内します。
項目名が長すぎる
「初心者向けWordPressの基本設定について詳しく解説」のような長い名前は、メニューでは読みにくくなります。 「WordPress設定」のように短く意味が伝わる表現へ整理します。
カテゴリーを細かく分けすぎる
記事が1〜2本しかないカテゴリーを大量に並べると、読者が選びにくくなります。 記事数が増えるまでは大きなカテゴリーでまとめる方が分かりやすい場合があります。
パソコンだけ確認する
スマートフォンでは表示方式が変わることがあります。 メニュー作成後は必ずスマートフォン表示まで確認してください。
メニューを見直すタイミング
サイト開設時に作ったメニューが、半年後も最適とは限りません。 記事数やサービス内容が増えたら見直します。
見直しのサイン
- カテゴリーが増えた
- 重要なページが新しくできた
- メニュー項目が10個以上に増えた
- スマホでスクロールが長くなった
- 問い合わせページが見つけにくい
- 使っていないページが残っている
教科書判定|初心者はどんなメニューにすればいい?
最初は5〜7項目程度の「主要な入口」だけでよい
初心者が最初から完璧なサイト構造を作る必要はありません。 ホーム、主要カテゴリーやサービス、運営者情報、問い合わせなど、読者がよく使う入口だけをメニューへ置けば十分です。
記事やページが増えたら親子関係やフッターメニューを使って整理してください。 本サイトでは「全部見せる」より「迷わせない」ことを優先します。
よくある質問
Q.WordPressの「メニュー」が外観にありません
使用しているテーマによっては、従来のメニュー画面ではなくサイトエディター内のナビゲーションから編集します。テーマの種類によって操作画面が異なるため、ナビゲーション編集機能を確認してください。
Q.メニューには何個まで入れていいですか?
技術上の上限より、読者が迷わない数を優先してください。初心者は5〜7項目程度から始め、増えたら親子メニューやフッターへ分けると整理しやすくなります。
Q.カテゴリーと固定ページはどちらをメニューに入れますか?
記事をまとめて見せたい場合はカテゴリー、会社概要・プロフィール・お問い合わせなど単独ページへ案内する場合は固定ページを使います。両方を組み合わせても問題ありません。
Q.メニューを変更するとSEOに悪影響がありますか?
メニューを整理すること自体が直ちに悪影響になるわけではありません。ただし、重要ページへの内部リンクを外すとサイト内の導線が変わるため、変更後は読者が必要なページへ移動できるか確認してください。
Q.ドロップダウンメニューは多い方が便利ですか?
多すぎるとスマートフォンで操作しにくくなります。基本は1段の子メニュー程度に抑え、さらに細かい情報は一覧ページへまとめる方が分かりやすいことがあります。
まとめ
この記事の結論
- WordPressメニューは読者を重要ページへ案内するためのナビゲーション
- 固定ページ・カテゴリー・投稿・カスタムリンクを追加できる
- 初心者は5〜7項目程度の主要な入口から始める
- 親子メニューは深くしすぎず、基本1段程度にする
- 作成後はPCとスマートフォンの両方で確認する
結局、良いメニューは「情報量が多いメニュー」ではなく「読者が迷わないメニュー」です。 最初は必要な入口だけを置き、サイトが成長したらカテゴリーやフッターを使って整理していきましょう。
次に読むなら
メニューを作ったら、「WordPressの固定ページを作る方法」や「WordPressのカテゴリー設定」を確認すると、メニューに載せるページや記事分類をさらに整理しやすくなります。