レンタルサーバーは料金だけで選ぶと、契約後に「バックアップが弱い」「更新料金が高かった」「WordPressの設定で迷った」といった失敗につながります。 このページでは、初心者がWordPressやホームページを始めることを前提に、料金・機能・使いやすさ・バックアップ・ドメイン特典まで含めて判断します。
30秒でわかる結論
- 初心者が総合力で選ぶなら、第一候補はエックスサーバー
- 料金とWordPressの始めやすさを両立したいならConoHa WINGも有力
- 長期契約で費用を抑えたいならロリポップ!のハイスピードも候補
- 低コストで堅実に運営したいなら、さくらのレンタルサーバも選びやすい
- 初回価格だけでなく「更新後料金」「バックアップ」「独自ドメイン特典」まで確認する
- 一般的な個人ブログや小規模サイトなら、各社の上位プランを最初から選ぶ必要はない
- キャンペーン価格は変動するため、申し込み直前に公式料金を確認する
レンタルサーバーおすすめランキング
本サイトでは、初心者がWordPressを始めるケースを想定し、単純な価格順ではなく「契約後に困りにくいか」を重視して順位を決めています。
| 順位 | サービス | 比較する代表プラン | 料金の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | エックスサーバー | スタンダード | 月額990円〜 | 迷ったら総合力で選びたい人 |
| 2位 | ConoHa WING | ベーシック | 通常料金は月額上限1,452円、長期契約は割引あり | WordPressを手早く始めたい人 |
| 3位 | ロリポップ! | ハイスピード | 36か月契約で月額660円 | 長期契約で費用を抑えたい人 |
| 4位 | さくらのレンタルサーバ | スタンダード | 36か月契約で月額換算500円 | 低コストで堅実に使いたい人 |
| 5位 | mixhost | スタンダード | 36か月更新で月額1,298円 | 複数用途や柔軟性も重視したい人 |
料金を見るときの注意
「月額○○円〜」は、36か月などの長期一括契約やキャンペーンを前提にしている場合があります。 月額表示だけでなく、初回支払総額、契約期間、更新後料金まで確認してください。
1位:エックスサーバー|初心者が迷ったときの第一候補
エックスサーバーのスタンダードは、WordPressを使う個人ブログ、アフィリエイトサイト、会社・店舗サイトまで幅広く対応しやすいプランです。
通常料金は36か月契約で月額990円から。NVMe SSD 500GB、無料独自SSL、自動バックアップに対応しています。独自ドメイン永久無料特典もありますが、スタンダードでは契約期間や自動更新設定などの適用条件があります。
ここで伝えたいポイント
初心者にとって大切なのは「最安か」よりも、WordPressを始める機能、SSL、バックアップ、ドメイン、サポートを後から追加しなくても運営しやすいことです。 その意味で、エックスサーバーは総合点をつけやすいサービスです。
1サイト目で迷っているなら、スタンダードを第一候補にしてよい
一般的な個人ブログや小規模な企業サイトであれば、最初からプレミアムやビジネスを選ぶ必要性は高くありません。 まずスタンダードで始め、より高度な法人向け管理機能などが必要になったときに上位プランを検討する考え方で十分です。
2位:ConoHa WING|WordPressを手早く始めたい人向け
ConoHa WINGは、WordPressサイトを始めたい初心者にとって選択肢に入りやすいレンタルサーバーです。 ベーシックではSSD 500GB、無料SSL、自動バックアップ、電話・メールサポートに対応しています。
通常料金は1時間単位で計算され、ベーシックは1か月最大1,452円です。一方、3か月以上のWINGパックでは契約期間に応じた割引があり、独自ドメイン無料特典も付きます。
具体例
「1年間以上WordPressを続ける予定がある」ならWINGパックを比較し、「まず短期間だけ試したい」なら通常料金も含めて考えると、料金体系を理解しやすくなります。
注意
WINGパックは契約期間分を前払いする仕組みで、途中解約による返金を前提にしたプランではありません。 表示されている月額だけでなく、一括支払額も確認してから契約しましょう。
3位:ロリポップ!|長期契約で費用を抑えたい人向け
ロリポップ!は低価格帯から複数のプランが用意されていますが、WordPressを本格的に運営するならハイスピードを基準に比較すると分かりやすくなります。
ハイスピードは36か月契約で月額660円、SSD 700GB、WordPress対応、無料SSL、独自ドメイン無制限に対応しています。
36か月契約の費用感
月額換算660円で36か月使う場合の単純計算です。
660円 × 36か月 = 23,760円
「月額660円」だけでなく、長期契約では約2.4万円をまとめて支払う前提で考えると、家計や事業費として判断しやすくなります。
3年続ける前提なら強い。ただし「安いから36か月」だけで決めない
長期間使うことがほぼ決まっている人には月額換算の低さが魅力です。 一方、ブログを続けるか分からない段階なら、契約期間を短くした場合の料金も見て判断してください。
4位:さくらのレンタルサーバ|低コストで堅実に運営したい人向け
さくらのレンタルサーバのスタンダードは、WordPress、無料SSL、バックアップ&ステージング、CDN機能などを利用でき、長期契約時の費用も抑えやすいプランです。
36か月一括は18,000円で、月額換算500円。12か月一括なら6,600円、毎月払いなら660円です。
18,000円 ÷ 36か月 = 月額換算500円
SSD容量は300GBです。一般的なWordPressブログや会社サイトを1〜数サイト運営する用途では、容量だけを理由に500GBや700GBのサービスへ変更しなければならないケースは多くありません。
初心者はこれでOK
画像を大量に保存する特殊なサイトでなければ、「300GBだから少ない」と数字だけで除外する必要はありません。 通常のブログや小規模サイトでは、容量よりバックアップ、管理画面の使いやすさ、サポート、料金体系を重視してください。
5位:mixhost|初回料金より更新料金まで見て選ぶ
mixhostはWordPressに対応し、プラン変更にも対応しているレンタルサーバーです。 スタンダード以上では独自ドメイン初年度無料などの特典があります。
料金は「初回」と「更新」で異なるため、最初に表示される割引料金だけで判断しないことが重要です。 スタンダードの更新料金は、36か月契約で月額1,298円、12か月契約で月額1,518円が目安です。
初心者が見落としやすい点
初回だけ安い料金体系では、2回目の支払いから負担が増えることがあります。 3年間の総額を比較する場合は「初回契約の総額+更新後料金」で考えると、サービス間の差を判断しやすくなります。
初心者がレンタルサーバーを選ぶ5つの基準
1.月額ではなく「総支払額」を見る
月額500円と書かれていても、36か月一括なら最初に約18,000円を支払うケースがあります。 反対に、月払いは始めやすくても長期では総額が高くなる場合があります。
| 確認する数字 | 見る理由 |
|---|---|
| 月額換算 | サービス間の大まかな比較に使う |
| 初回支払額 | 契約時に実際いくら必要か分かる |
| 更新後料金 | 2回目以降に急に高くならないか確認できる |
| 12か月・36か月総額 | 長期利用時の本当の差を比較しやすい |
2.WordPressを簡単に始められるか
初心者の場合、サーバー契約後にドメイン設定、SSL、データベース作成、WordPressインストールをすべて手作業で行うより、申し込み時のWordPressセットアップ機能を利用できる方が迷いにくくなります。
3.自動バックアップの「有無」だけでなく復元方法を見る
バックアップ機能があっても、保持日数、復元方法、復元料金はサービスによって異なります。 WordPressの更新失敗や誤操作に備えるなら、「何日前まで戻せるか」「自分で管理画面から復元できるか」まで確認してください。
4.独自ドメイン特典の条件を見る
「独自ドメイン無料」と書かれていても、対象プラン、契約期間、対象ドメイン、更新条件が決められている場合があります。 .comを1つ使うだけなのか、複数サイトを作るのかでも特典の価値は変わります。
5.容量は大きければ大きいほどよいわけではない
300GB、500GB、700GBという数字を見ると大容量の方が安心に見えます。 しかし、一般的なWordPressサイトで最初から数百GBを使うことは多くありません。
容量の見方
仮に1サイトで10GB使ったとしても、300GBは単純計算で30サイト分です。 実際にはメール、バックアップ、データベース、ファイル数制限なども関係するため単純に30サイト作れるという意味ではありませんが、「300GBではすぐ不足する」と考える必要もありません。
用途別に選ぶならどれ?
エックスサーバーのスタンダードを第一候補。料金、バックアップ、容量、ドメイン特典をまとめて判断しやすいからです。
ロリポップ!のハイスピード、またはさくらのレンタルサーバのスタンダードを比較。長期契約総額まで確認します。
ConoHa WINGまたはエックスサーバー。申し込みからWordPress開始までの手順を減らしたい人に向いています。
料金だけでなく、バックアップ、サポート、管理者機能を重視。小規模なら一般向けプランから始めても構いません。
迷ったときの選び方フロー
はい → エックスサーバー、ConoHa WINGを優先して比較
はい → ロリポップ!、さくらのレンタルサーバも比較
はい → 36か月料金と総支払額を比較
はい → 料金差よりバックアップ、サポート、管理機能を優先
安いレンタルサーバーを選んでも大丈夫?
安いこと自体は問題ではありません。 ただし、価格を下げるために自分が必要な機能まで削ってしまうと、後から移転や追加契約が必要になることがあります。
契約前チェックリスト
- WordPressを利用できるか
- 無料SSLを利用できるか
- 自動バックアップがあるか
- バックアップの保持日数と復元方法はどうか
- 独自ドメイン特典の条件は何か
- 初回料金と更新後料金はいくらか
- 長期契約の場合、途中解約条件はどうなっているか
- 困ったときのサポート手段があるか
レンタルサーバー選びでよくある失敗
最安値だけで決める
月額数百円の差だけを見て選ぶと、必要なバックアップやWordPress機能が不足していることがあります。 1か月300円の差でも1年では3,600円です。 この差で復旧の手間や設定時間を減らせるなら、必ずしも安い方が得とは限りません。
キャンペーン価格を通常料金だと思う
レンタルサーバーは新規契約キャンペーンが頻繁に行われます。 初回半額やキャッシュバックがあっても、更新時には通常料金へ戻るケースがあります。
必要以上に上位プランを選ぶ
「将来アクセスが増えるかもしれない」という理由だけで最上位プランを契約する必要はありません。 一般的なブログや小規模サイトなら、まず各社の標準的なプランから始め、実際に負荷や容量が不足してから上位プランを検討する方が無駄を抑えられます。
教科書判定|結局どのレンタルサーバーを選べばいい?
初めての1台ならエックスサーバーを基準に比較する
初めてWordPressを運営する人は、最安値を探すより「契約後に追加で悩む項目が少ないか」を重視した方が失敗を減らせます。 本サイトでは、WordPressの始めやすさ、500GBの容量、自動バックアップ、無料SSL、独自ドメイン特典まで含め、エックスサーバーのスタンダードを基準にするのが分かりやすいと判断します。
そのうえで、費用をさらに抑えたいならロリポップ!やさくらのレンタルサーバ、料金体系やWordPress開始の手軽さを重視するならConoHa WINGを比較してください。
よくある質問
Q.一番安いレンタルサーバーを選べばいいですか?
いいえ。WordPressを使う場合は、料金だけでなく自動バックアップ、SSL、サポート、更新後料金まで確認してください。月額数百円の差より、トラブル時の復旧のしやすさが重要になることがあります。
Q.500GBも必要ですか?
一般的な個人ブログ1サイトだけなら、500GBを使い切るケースは多くありません。容量の大きさだけでサービスを決めず、バックアップや料金、操作性とのバランスを見てください。
Q.最初から上位プランにした方が安心ですか?
通常のブログや小規模サイトなら、まず標準プランで十分なことが多いです。アクセス増加や複数サイト運営など、実際に上位リソースが必要になってから変更を検討する方が費用を抑えられます。
Q.36か月契約はお得ですか?
月額換算は安くなりやすい一方、最初の支払額が大きくなります。3年間使う可能性が高い人には向きますが、ブログを続けるか分からない場合は12か月など短めの契約も比較してください。
Q.キャンペーン中に申し込むべきですか?
利用するサービスが決まっているなら有効ですが、キャンペーンだけを理由に急いで選ぶ必要はありません。割引終了後や更新時の通常料金まで確認して判断してください。
まとめ
この記事の結論
- 初心者の総合第一候補はエックスサーバー
- ConoHa WINGはWordPressの始めやすさと料金体系が特徴
- ロリポップ!とさくらのレンタルサーバは長期費用を抑えたい人に有力
- mixhostは初回価格だけでなく更新料金まで見て判断する
- 月額だけでなく、総額・バックアップ・ドメイン・サポートを確認する
結局、初めてWordPressを作る人は「一番安いサーバー」ではなく「必要な機能が最初からそろい、あとで困りにくいサーバー」を選ぶのが基本です。 迷った場合はエックスサーバーのスタンダードを基準にし、他社の料金や特徴と比べてください。
次に読むなら
サーバーを絞り込んだら、次は「レンタルサーバーの料金は月いくら?」「レンタルサーバーの容量は何GB必要?」を確認すると、自分に必要なプランを決めやすくなります。