安いレンタルサーバーおすすめ|月額・総額で比較【料金重視】

レンタルサーバーは月額数百円から利用できますが、「月額○円〜」だけで選ぶと、契約期間や初期費用、バックアップの有無によって実際の負担が変わります。

この記事では、WordPressを使える低価格帯を中心に、2026年10月28日時点の公式料金をもとに「本当に安く始めたい人」「安さと安心を両立したい人」「長く使う前提の人」に分けて判断します。

30秒でわかる結論

  • WordPressをできるだけ安く使うなら、スターレンタルサーバー「ライト」は36ヶ月契約で月額換算253円
  • バックアップまで含めて安く運用したいなら、さくらのレンタルサーバ「スタンダード」は36ヶ月総額18,000円、月額換算500円
  • スターレンタルサーバー「スタンダード」は36ヶ月で月額換算550円、自動バックアップと対象独自ドメイン1個無料が付く
  • ロリポップ!「ライト」は36ヶ月で月額換算330円だが、自動バックアップは標準では付かない
  • コアサーバー「CORE-X」は36ヶ月で月額換算430円だが、通常は初期費用1,650円も確認する
  • 「最安月額」より、初回支払額・バックアップ・ドメイン費用を含めた総額で比較する方が失敗しにくい
  • 初心者のWordPressなら、月額500〜700円前後でバックアップ込みのプランをひとつの基準にすると選びやすい

安いレンタルサーバーは「月額」だけで選ばない

レンタルサーバーの料金ページでは「月額253円〜」「月額330円〜」のような表示をよく見かけます。

ただし、この数字は36ヶ月などの長期契約を1ヶ月あたりに換算した金額であることが多く、毎月その金額だけを払えるとは限りません。

具体例

月額換算253円の36ヶ月契約なら、実際のサーバー料金は253円 × 36ヶ月 = 9,108円です。

「月253円なら、とりあえず1ヶ月だけ使ってみよう」と考えると、実際の契約条件とズレることがあります。

安いレンタルサーバーを比較するときは、最低でも次の5点を一緒に確認します。

料金比較で見る項目

  • WordPressを利用できるか
  • 何ヶ月契約したときの月額換算なのか
  • 契約時に実際いくら支払うのか
  • 初期費用が別に必要か
  • 自動バックアップや独自ドメイン特典が含まれるか

安いレンタルサーバー5社を料金で比較

ここでは、WordPressを利用できる低価格帯のプランを中心に比較します。料金は税込、2026年10月28日時点で確認できる通常料金・契約料金を基準にしています。一時的なキャンペーン価格は順位の中心にしていません。

サービス・プラン 12ヶ月契約 36ヶ月契約 初期費用 WordPress 自動バックアップ
スターレンタルサーバー ライト 月額換算418円
総額5,016円
月額換算253円
総額9,108円
0円 利用可 なし
ロリポップ! ライト 月額換算539円
総額6,468円
月額換算330円
総額11,880円
0円 利用可 標準ではなし
さくらのレンタルサーバ スタンダード 月額換算550円
総額6,600円
月額換算500円
総額18,000円
0円 利用可 バックアップ&ステージングあり
コアサーバー CORE-X 月額換算610円
サーバー料金7,320円
月額換算430円
サーバー料金15,480円
1,650円
※対象ドメイン同時申込で無料
利用可 7世代
エックスサーバー スタンダード 月額1,100円
総額13,200円
月額990円
総額35,640円
0円 利用可 あり

注意

料金やキャンペーン、特典条件は変更されます。申し込み時は必ず公式料金ページで最新の支払額を確認してください。特に「実質○円」はキャッシュバックなどを差し引いた表現の場合があり、契約時の支払額と同じとは限りません。

最安だけならスターレンタルサーバー「ライト」

WordPressを使えることを条件に、サーバー代をできるだけ小さくしたい場合は、スターレンタルサーバーのライトが候補になります。

253円〜 36ヶ月契約の月額換算
350GB NVMe SSD容量
0円 初期費用

36ヶ月契約では9,108円なので、3年間使った場合のサーバー代は1年あたり3,036円です。

9,108円 ÷ 3年 = 1年あたり3,036円

一方で、ライトには自動バックアップが標準搭載されていません。WordPress本体や記事データを自分でバックアップする運用が必要です。

教科書判定

「自分でバックアップできる」なら、料金最優先の有力候補

個人ブログや小規模サイトで、とにかく固定費を抑えたい人には向いています。ただし、バックアップ作業を完全にサーバー任せにしたい初心者は、月額差だけでライトを選ばない方が安全です。

安さと安心のバランスなら「月500〜700円前後」を見る

レンタルサーバーは、最安プランから少しだけ予算を上げると、自動バックアップやドメイン特典などが付くことがあります。

たとえば、スターレンタルサーバーのライトとスタンダードを36ヶ月で比較すると、月額換算の差は297円です。

3年間の差額

ライトは9,108円、スタンダードは19,800円です。

19,800円 − 9,108円 = 10,692円

3年間で10,692円、1年あたりでは3,564円の差です。その代わり、スタンダードでは自動バックアップや対象独自ドメイン1個無料などが加わります。

「月額297円の差」と見るか、「3年間で10,692円の差」と見るかで印象は変わります。長期契約では、月額換算だけでなく契約期間全体の金額に直すことが重要です。

さくらのレンタルサーバは長期契約に縛られすぎたくない人向け

さくらのレンタルサーバのスタンダードは、36ヶ月一括で18,000円、月額換算500円です。12ヶ月一括でも6,600円、月額換算550円なので、長期契約による値下がり幅が比較的小さいのが特徴です。

12ヶ月:6,600円 → 36ヶ月:18,000円

36ヶ月契約にしないと極端に高くなるわけではないため、「最初から3年分を払うのは不安」という人でも12ヶ月契約を選びやすい料金設計です。

また、スタンダードではWordPress、無料SSL、バックアップ&ステージングを利用できます。

教科書判定

初めてのWordPressなら、年間6,600円を安心料込みと考えやすい

月額最安ではありませんが、12ヶ月契約でも月額換算550円でバックアップ機能を利用できます。料金の安さだけでなく「失敗したときに戻せるか」まで考えるなら、初心者が比較しやすい基準になります。

ロリポップ!はライトとハイスピードを分けて考える

ロリポップ!のライトは36ヶ月契約で月額換算330円、WordPressも利用できます。安さを優先するなら魅力がありますが、自動バックアップは標準ではありません。

一方、ハイスピードは36ヶ月契約で月額換算660円で、無料の自動バックアップ、対象の独自ドメイン無料特典などが加わります。

比較 ライト ハイスピード
36ヶ月の月額換算 330円 660円
36ヶ月総額 11,880円 23,760円
WordPress 利用可 利用可
自動バックアップ 標準ではなし 無料
容量 350GB 700GB

ここで伝えたいポイント

「ロリポップ!は月330円だから安い」と一括りにせず、バックアップまで欲しいならハイスピードとの価格差も含めて判断します。

コアサーバーは初期費用まで足して比較する

コアサーバーのCORE-Xは36ヶ月契約で月額換算430円と低価格です。500GBのNVMe SSD、WordPress、無料SSLなどを利用できます。

ただし、通常は初期費用1,650円があります。対象ドメインを同時に申し込むと初期費用無料になる条件がありますが、比較するときは「無料になる前提」で計算しない方が安全です。

36ヶ月を通常条件で計算

サーバー料金15,480円に初期費用1,650円を加えます。

15,480円 + 1,650円 = 17,130円

初期費用を含めた36ヶ月の実質的な月平均は約476円です。

17,130円 ÷ 36ヶ月 = 約475.8円/月

広告上の「月額430円〜」と、初期費用を含めた最初の3年間の平均約476円では、約46円の差があります。小さな差ですが、こうした費用を同じ条件にそろえて比較することが重要です。

エックスサーバーは「最安」ではなく機能込みで選ぶ

エックスサーバーのスタンダードは通常料金ベースで、12ヶ月契約が月額1,100円、36ヶ月契約が月額990円です。

今回の低価格帯と比べると最安ではありません。そのため「とにかくサーバー代を下げたい」という目的だけなら、先に月300〜600円台の候補を確認する方が合理的です。

一方で、自動バックアップなどを含む機能面まで重視する場合は比較対象になります。キャンペーンで実質料金が下がる時期もありますが、キャッシュバックを前提に固定費を判断しない方が分かりやすいでしょう。

教科書判定

料金最優先の記事では「最安候補」ではない

通常料金で月1,000円前後を許容でき、価格だけでなく機能や運用面を重視する人向けです。月数百円以内に抑えたい人は、他の低価格プランから比較する方が目的に合います。

用途別|安いレンタルサーバーはこう選ぶ

趣味ブログ・練習用 料金重要度 ★★★★★

スターレンタルサーバー「ライト」など、WordPress対応の低価格プランから検討。自分でバックアップできるなら固定費をかなり抑えられます。

初めてのWordPress 安心機能 ★★★★★

月500〜700円前後を目安に、バックアップ込みのプランを優先。さくらのスタンダードやスターレンタルサーバーのスタンダードなどを比較すると判断しやすくなります。

収益ブログ 復旧性 ★★★★★

数百円の差より、バックアップと復元のしやすさを重視。記事が増えるほど、データ消失時の再作成コストが大きくなります。

会社・店舗サイト 安定運用 ★★★★★

最安プランだけに絞らず、バックアップ、サポート、上位プランへの変更可否まで確認します。月数百円の節約より、停止や復旧にかかる時間の方が高くつく場合があります。

3年間では「ドメイン代」と「バックアップ代」も効いてくる

サーバー本体が安くても、独自ドメインやバックアップを別料金で用意すると総額が増えます。

たとえば年2,000円の独自ドメインを3年間利用すると、それだけで6,000円です。

2,000円 × 3年 = 6,000円

サーバー料金が月200円安くても、3年間の差は7,200円です。独自ドメイン無料特典やバックアップ機能の有無によっては、サーバー本体の価格差がかなり縮まります。

200円 × 36ヶ月 = 7,200円

そのため、長期間使う予定なら「月額の最安値」ではなく、サーバー代+ドメイン代+必要なオプション代の3年間総額で見る方が実態に近くなります。

安いサーバーで後悔しやすい3つの失敗

1.最長契約の月額換算だけを見て契約する

月額250円前後でも、36ヶ月契約なら約9,000円をまとめて支払います。途中で使わなくなった場合を考えると、最初から3年契約が必ず得とは限りません。

2.バックアップがないことを契約後に知る

WordPressでは記事、画像、テーマ設定、プラグイン設定などが蓄積します。バックアップなしのプランを選ぶなら、自分で定期バックアップする方法までセットで考えます。

3.キャンペーン終了後の通常料金を見ていない

初年度や新規契約だけ安い場合、更新時に支払額が変わることがあります。「初回いくらか」だけでなく「更新後はいくらか」を確認してください。

注意

「実質月額」と「請求される月額」は同じとは限りません。キャッシュバック式なら、先に通常料金を支払い、後から還元を受ける形があります。家計上の負担を確認するときは、最初に支払う金額を基準にしてください。

安いレンタルサーバーの選び方フロー

Q1.WordPressを使う?
使うなら、WordPress対応プランだけに絞る。
Q2.自分でバックアップできる?
できるなら最安プランも候補。難しいなら自動バックアップ付きを優先。
Q3.3年間使う可能性が高い?
高いなら36ヶ月総額、まだ分からないなら12ヶ月総額で比較。
Q4.独自ドメイン無料特典が必要?
必要ならドメイン代も含めた総額で再計算。
最終的に「サーバー料金+初期費用+ドメイン代+必要なオプション代」で最も納得できるプランを選ぶ。

教科書判定|初心者はいくらのサーバーを選べばいい?

教科書判定

個人WordPressなら「月500〜700円前後+バックアップあり」を基準にする

最安だけを追えば月250〜400円台まで下げられます。ただし、初めてWordPressを運営する人は、自動バックアップや復元手段まで含めて月500〜700円前後をひとつの基準にすると、価格と安心のバランスを取りやすくなります。

一方、バックアップを自分で管理でき、趣味サイトや検証サイトとして使うなら、月250〜400円台の低価格プランを選ぶ意味があります。

初心者はこれでOK

「一番安いもの」ではなく、「自分に必要な機能を満たす中で一番安いもの」を選んでください。WordPress初心者なら、WordPress対応・無料SSL・バックアップの3点を満たしたうえで料金を比較すると失敗しにくくなります。

よくある質問

月額300円前後のレンタルサーバーでもWordPressは使えますか?

使えるプランがあります。スターレンタルサーバー「ライト」やロリポップ!「ライト」などが該当します。ただし、自動バックアップなど上位プランだけの機能があるため、料金以外も確認してください。

36ヶ月契約の方が必ず得ですか?

3年間使い続けるなら月額換算は安くなりやすいですが、初回支払額が大きくなります。初めてサイトを作る人で継続できるか分からない場合は、12ヶ月契約との総額差を見て決める方が安全です。

無料レンタルサーバーではだめですか?

練習用途なら候補になりますが、本格的なWordPressサイトでは広告表示、容量、機能、サポート、独自ドメインなどの制限を確認する必要があります。月数百円で運用できる有料サーバーもあるため、長期運営するサイトでは有料プランの方が判断しやすいケースが多いです。

独自ドメイン無料なら必ず得ですか?

必ずしもそうではありません。対象ドメイン、契約期間、更新中の無料条件などを確認してください。サーバー料金が高ければ、ドメイン代を別払いした方が総額で安くなる場合もあります。

料金比較では12ヶ月と36ヶ月のどちらを見るべきですか?

初めて契約するなら12ヶ月総額、3年以上使う予定が固まっているなら36ヶ月総額を確認すると、契約期間全体の負担を比較しやすくなります。「最安月額」は36ヶ月契約の数字であることが多いため、契約期間をそろえて比較してください。

まとめ|最安料金ではなく必要機能込みの総額で選ぶ

この記事の結論

  • WordPress対応の最安クラスでは月250〜400円台のプランがある
  • 最安表示は36ヶ月契約の月額換算であることが多い
  • 12ヶ月・36ヶ月の総額に直して比較すると支払額が分かりやすい
  • 初期費用、独自ドメイン、自動バックアップも総額に含めて考える
  • 初心者のWordPressは月500〜700円前後でバックアップ込みをひとつの基準にする

料金だけを最優先するなら低価格プラン、自分でバックアップするのが不安ならバックアップ込みのプランを選びましょう。「必要な機能を満たす中で一番安いサーバー」を選ぶのが、あとで困りにくい選び方です。

次に読むなら

料金だけでなくWordPressの使いやすさまで比較したい場合は「WordPressサーバーおすすめ」、表示速度も重視したい場合は「高速レンタルサーバーおすすめ」を読むと、次の判断がしやすくなります。