無料ホームページで独自ドメインは使える?条件・費用・注意点を解説

無料ホームページ作成サービスでもサイト自体は公開できますが、独自ドメインを使えるかどうかは別の話です。2026年10月時点では、WixやWordPress.comの無料プランでは、独自ドメインを主URLとして使うには有料プランへの変更が必要です。

30秒でわかる結論

  • 無料ホームページでも公開はできるが、独自ドメインは有料プランが必要なサービスが多い
  • Wix無料プランは「○○.wixsite.com」の無料URLを使い、独自ドメイン接続は有料プランが必要
  • WordPress.com無料プランは「○○.wordpress.com」を使い、独自ドメインを主URLにするには有料プランが必要
  • 会社・店舗・長期運営サイトなら、最初から独自ドメインを使うほうが移行の手間を減らしやすい
  • 個人の試作・短期イベント・練習サイトなら無料URLでも十分な場合がある
  • 独自ドメインは取得費だけでなく、2年目以降の更新費も確認する
  • 「無料で作れる」と「独自ドメインも無料」は同じ意味ではない

無料ホームページで独自ドメインは使える?

結論からいうと、サービスによります。ただし、主要な無料ホームページ作成サービスでは、無料プランのまま独自ドメインを接続できず、有料プランへの変更が必要なケースがあります。

サービス例 無料プランのURL 独自ドメイン
Wix ○○.wixsite.com/○○ 有料プランで接続
WordPress.com ○○.wordpress.com 有料プランで利用

注意

料金プランや独自ドメインの条件は変更されることがあります。契約時には各サービスの公式料金ページ・サポートページで最新条件を確認してください。

そもそも独自ドメインとは?

独自ドメインとは、「example.com」「example.jp」のように、自分で取得して管理するWebサイトの住所です。

具体例

無料URLが「shopname.wixsite.com/store」なら、独自ドメインでは「shopname.jp」のような短いURLを使えます。

URL 種類
shopname.wixsite.com/store サービス提供元の無料URL
shopname.wordpress.com サービス提供元の無料URL
shopname.jp 独自ドメイン

ここで伝えたいポイント

無料URLは「サービス会社の住所の一部を借りる」イメージ、独自ドメインは「自分で管理する住所」を持つイメージです。

Wix無料プランでは独自ドメインを使えない

Wix公式サポートでは、無料サイトは「siteprefix.wixsite.com/siteaddress」の形式で公開され、独自ドメインを接続するにはプランのアップグレードが必要と案内されています。

つまり、サイト制作そのものは無料で始められますが、「example.com」のような独自ドメインを使う段階で有料プランが必要です。

初心者はこれでOK

まず無料で操作を試し、本番公開するときに独自ドメイン対応プランへ切り替える、という使い方が分かりやすいです。

WordPress.com無料プランも独自ドメインは別

WordPress.comの無料プランでは、「○○.wordpress.com」の無料アドレスを使えます。

WordPress.com公式では、独自ドメインをサイトの主URLとして使うには有料プランが必要と案内されています。年払いなどの有料プランでは、条件により初年度のドメインが含まれる場合があります。

「WordPress.org」と混同しない

WordPress.comはホスティング込みのサービスです。一方、WordPress.org型では、自分でレンタルサーバーと独自ドメインを用意してWordPressを運営します。無料ホームページサービスとは費用構造が異なります。

独自ドメインを使うメリット

独自ドメインには、見た目の短さ以外にもメリットがあります。

  • 会社名・店舗名・サービス名をURLへ反映しやすい
  • ホームページ作成サービスを変更しても同じドメインを使い続けやすい
  • メールアドレスにも利用できる
  • 名刺・チラシ・看板へ掲載しやすい
  • 長期運営するサイトの住所を自分で管理できる

サービスを乗り換える場合

独自ドメイン「example.jp」を自分で管理していれば、ホームページ作成サービスを変更しても、DNS設定などを変更して同じドメインを使い続けられる場合があります。

無料URLのままでも問題ないケース

すべてのサイトに独自ドメインが必須というわけではありません。

操作練習 独自ドメイン必要度 ★☆☆☆☆

ホームページ作成サービスの操作を試すだけなら、無料URLで十分です。

短期イベント 独自ドメイン必要度 ★★☆☆☆

数週間〜数か月だけ使う告知ページなら、無料URLでも目的を満たせる場合があります。

個人の試作品 独自ドメイン必要度 ★★☆☆☆

公開テストやポートフォリオ試作なら、まず無料URLで始める方法があります。

会社・店舗の公式サイト 独自ドメイン必要度 ★★★★★

数年以上運営する前提なら、最初から独自ドメインを用意するほうが管理しやすくなります。

会社・店舗サイトは独自ドメインを推奨

会社や店舗の公式サイトでは、名刺、チラシ、Googleビジネスプロフィール、SNSなど多くの場所へURLを掲載します。

無料URLから独自ドメインへ後で変更すると、掲載済みURLの差し替え作業が発生します。

URLを20か所へ掲載していた場合

名刺、SNS、予約サービス、各種プロフィールなど20か所に無料URLを登録していた場合、独自ドメインへ変更した後は20か所を確認・修正する必要があります。

20か所 × 修正5分 = 100分

長期運営が決まっているなら、数千円程度の年間ドメイン費を節約するために後からURLを変更するより、最初から独自ドメインを使うほうが手戻りを減らせます。

独自ドメインはいくらかかる?

独自ドメインの価格は、ドメインの種類と取得会社によって異なります。

一般的には、年数百円〜数千円程度から取得・更新できるドメインがあります。ただし、初年度だけ安く、2年目以降の更新料金が上がる場合もあります。

年間2,000円の場合

2,000円 × 3年 = 6,000円

3年間で6,000円です。長期運営する会社・店舗サイトでは、この金額と、URL変更の手間やブランド管理のしやすさを比較して判断します。

初年度0円でも更新費用を見る

有料プランの特典で独自ドメインが初年度無料になる場合でも、2年目以降は通常料金で更新されることがあります。3年間総額で確認してください。

独自ドメイン対応プランの月額も見る

無料ホームページサービスで独自ドメインを使う場合、ドメイン代だけでなく、有料サイトプランの料金が必要になることがあります。

実際の年間費用 = 有料プラン料金 + ドメイン更新費 + 必要な追加機能

たとえば月額1,000円の有料プランなら、サイト利用料だけで年間12,000円です。

3年間使う場合

1,000円 × 36か月 = 36,000円

「独自ドメイン代だけ」を比較するのではなく、独自ドメインを使うために必要なプラン総額を確認します。

無料ホームページとWordPressはどちらが安い?

独自ドメインを使う前提では、無料ホームページ作成サービスも有料プランが必要になることがあるため、必ずしも「無料サービスのほうが安い」とは限りません。

方法 主な費用 特徴
無料ホームページ 0円 無料URL・機能制限ありの場合がある
有料ホームページ作成サービス 月額プラン+ドメイン等 サーバー管理を任せやすい
WordPress.org型 サーバー+独自ドメイン 自由度が高い

ここで伝えたいポイント

独自ドメインを使うなら、「無料か有料か」ではなく、3年間の総額・機能・移行しやすさを比べるほうが正確です。

独自ドメイン取得前に確認すること

チェックリスト

  • 無料プランで独自ドメイン接続が可能か
  • 必要な有料プランはいくらか
  • ドメインの初年度料金はいくらか
  • 2年目以降の更新料金はいくらか
  • 解約後にドメインを他社へ移管できるか
  • ドメインの契約者名義は自分・自社になっているか
  • メールアドレスにも使えるか

契約名義は重要

会社・店舗サイトでは、独自ドメインを制作会社や知人名義のままにしないよう注意してください。将来サービスを乗り換えるとき、自社で管理・移管できる状態にしておくことが重要です。

独自ドメインを使うか判断するフロー

Q1.練習・試作だけですか?

はい → 無料URLで開始してもよい

Q2.会社・店舗の公式サイトですか?

はい → 独自ドメインを第一候補

Q3.3年以上運営する予定ですか?

はい → 最初から独自ドメインのほうが変更手間を減らしやすい

Q4.無料プランで独自ドメインを接続できますか?

いいえ → 有料プラン総額とWordPress等を比較

長期運営なら「無料URLで始める安さ」より「URLを変えずに使い続けられるか」を優先する。

教科書判定:本番サイトなら最初から独自ドメイン

教科書判定

練習は無料URL、会社・店舗・長期ブログは独自ドメイン

操作を試すだけなら無料URLで十分です。一方、会社・店舗・収益ブログなど3年以上運営する予定の本番サイトなら、最初から独自ドメインを使うことを推奨します。後からURLを変更する作業と、名刺・SNS・各種登録先の修正を減らせるためです。

よくある質問

Q.完全無料で独自ドメインを使えますか?

サービスによりますが、主要な無料ホームページサービスでは、独自ドメイン接続を有料プランの機能としている例があります。利用したいサービスの最新料金表を確認してください。

Q.Wix無料プランで独自ドメインは使えますか?

2026年10月時点のWix公式案内では、無料サイトへ独自ドメインを接続するには有料プランへのアップグレードが必要です。

Q.WordPress.com無料プランで独自ドメインは使えますか?

2026年10月時点では、無料プランは「○○.wordpress.com」のアドレスを使い、独自ドメインを主URLとして利用するには有料プランが必要です。

Q.あとから無料URLから独自ドメインへ変更できますか?

対応サービスなら変更できます。ただし、SNS・名刺・リンクなどで古いURLを使っている場合は修正が必要になります。長期運営が決まっているなら最初から独自ドメインを使うほうが手戻りを減らせます。

Q.独自ドメインは毎年料金がかかりますか?

一般的には更新費用がかかります。初年度無料・割引でも2年目以降は通常価格になることがあるため、更新料金を確認してください。

まとめ

この記事の結論

  • 無料ホームページでも独自ドメインは別条件
  • Wix無料プランは独自ドメイン接続に有料プランが必要
  • WordPress.com無料プランも独自ドメイン利用には有料プランが必要
  • 練習・短期利用なら無料URLでもよい
  • 会社・店舗・長期ブログは独自ドメインを推奨
  • 初年度料金ではなく更新費と有料プラン総額を見る
  • ドメインは自分・自社で管理できる名義にする

結局、「無料ホームページだから独自ドメインも無料」とは限りません。試作なら無料URL、本番サイトなら独自ドメインという基準で考え、必要な有料プランと3年間の総額まで比較して選んでください。

次に読むなら

独自ドメインを使うか決めたら、「無料ホームページのメリット・デメリット」や「独自ドメインとは?初心者向けに解説」を確認すると、無料サービスとWordPressのどちらで始めるか判断しやすくなります。