WordPressでホームページを作る流れは、サーバー契約→WordPress設置→基本設定→必要ページ作成→デザイン調整→公開確認の順で進めると迷いにくくなります。初心者が失敗しやすいのは、最初からデザインに時間をかけすぎて、必要なページや問い合わせ導線が後回しになることです。
30秒でわかる結論
- WordPressホームページは「サーバー・ドメイン・WordPress」の3つを用意して作る
- 最初に作るべきはトップページより、会社概要・サービス・問い合わせなど必要情報の設計
- 会社・店舗サイトなら、まず5〜8ページ程度から始めれば十分なケースが多い
- 固定ページは会社概要やサービス案内、投稿はお知らせやブログに使う
- テーマ選びより先に、誰に何を伝えて何をしてほしいかを決める
- 公開前にはスマホ表示、SSL、問い合わせフォーム、リンク切れ、バックアップを確認する
- 最初から完成形を目指さず、必要ページを公開してから改善するほうが進めやすい
WordPressホームページの作り方は7ステップ
WordPressでホームページを作る基本手順は、次の7ステップです。
- ホームページの目的を決める
- 必要なページを決める
- レンタルサーバーとドメインを用意する
- WordPressをインストールする
- テーマと基本設定を整える
- 固定ページ・メニュー・問い合わせフォームを作る
- 公開前チェックをして公開する
ここで伝えたいポイント
WordPressの操作より先に「何のためのホームページか」「訪問者に何をしてほしいか」を決めると、不要なページや機能を増やしにくくなります。
ステップ1:ホームページの目的を決める
最初に決めるのはデザインではなく、ホームページの目的です。
| サイトの種類 | 主な目的 | ゴールの例 |
|---|---|---|
| 会社サイト | 信頼獲得・事業紹介 | 問い合わせ |
| 店舗サイト | 来店促進 | 予約・電話・地図確認 |
| 士業・個人事業 | 相談獲得 | 問い合わせ・予約 |
| 採用サイト | 応募獲得 | 求人応募 |
| ブログ型サイト | 情報発信 | 記事閲覧・サービス誘導 |
具体例
店舗サイトなら「おしゃれなサイトを作る」ではなく、「営業時間・メニュー・アクセスを見てもらい、予約につなげる」と目的を決めます。すると、必要ページも判断しやすくなります。
ステップ2:必要なページを決める
初心者はページを増やしすぎるより、必要な情報を5〜8ページ程度にまとめて公開するほうが進めやすくなります。
会社・店舗サイトの基本構成
| ページ | 役割 |
|---|---|
| トップページ | サイト全体の案内 |
| サービス・商品 | 何を提供しているか説明 |
| 会社概要・店舗情報 | 運営者情報を示す |
| 料金 | 費用の目安を伝える |
| アクセス | 所在地・行き方を案内 |
| よくある質問 | 問い合わせ前の疑問を解消 |
| お問い合わせ | 連絡手段を用意する |
| プライバシーポリシー | 個人情報の扱いを明示する |
最初は5〜8ページで公開し、必要になったら増やす
会社案内・店舗サイトなら、最初から30ページ作る必要はありません。必要情報がそろった5〜8ページを先に公開し、問い合わせ内容やアクセス状況を見ながらページを増やすほうが、時間を無駄にしにくくなります。
ステップ3:レンタルサーバーとドメインを用意する
WordPressホームページを公開するには、基本的にレンタルサーバーと独自ドメインが必要です。
| 必要なもの | 役割 |
|---|---|
| レンタルサーバー | ホームページのデータを置く場所 |
| 独自ドメイン | ホームページの住所 |
| WordPress | ページや記事を管理する仕組み |
初心者の場合は、WordPress簡単インストール、無料SSL、自動バックアップに対応したレンタルサーバーを選ぶと、設定項目を減らしやすくなります。
初心者はこれでOK
最初からVPSや専用サーバーを選ぶ必要はありません。一般的な会社・店舗・個人事業のWordPressホームページなら、共用レンタルサーバーの標準プランから始める方法が分かりやすいです。
ステップ4:WordPressをインストールする
多くのレンタルサーバーには、管理画面からWordPressを設置できる簡単インストール機能があります。
一般的には、次の項目を入力して設置します。
- サイト名
- WordPressユーザー名
- パスワード
- メールアドレス
- 設置するドメイン
ユーザー名とパスワードの注意
管理者ユーザー名に「admin」のような推測しやすい文字列を使うことは避け、パスワードも他サービスと使い回さないようにします。WordPress管理画面はホームページの編集権限そのものなので、初期設定の段階から管理を分けてください。
ステップ5:WordPressの基本設定を行う
WordPressを設置したら、ページ制作の前に最低限の基本設定を行います。
最初に確認する設定
- サイトタイトル
- キャッチフレーズ
- URLがHTTPSになっているか
- パーマリンク設定
- タイムゾーン
- 管理者メールアドレス
- 不要な初期投稿・初期ページの削除
- バックアップ方法
URLは公開前に確認する
公開後にURL構造を大きく変更すると、既存リンクや検索エンジンの評価に影響することがあります。パーマリンクは記事を増やす前に決めるほうが安全です。
ステップ6:テーマを選ぶ
WordPressテーマは、サイト全体のデザインやレイアウトを決める仕組みです。
初心者は、見た目だけでなく次の条件で選ぶと失敗しにくくなります。
- スマホ表示に対応している
- 更新が継続されている
- 固定ページを作りやすい
- ヘッダー・フッター・メニューを設定しやすい
- 日本語の情報やマニュアルがある
ここで伝えたいポイント
テーマ変更で見た目は変えられますが、会社名・サービス内容・問い合わせ導線そのものはテーマでは作れません。デザイン選びに時間をかけすぎず、まず必要情報を完成させてください。
固定ページと投稿はどう使い分ける?
WordPressには主に「固定ページ」と「投稿」があります。
| 種類 | 向いている内容 | 例 |
|---|---|---|
| 固定ページ | 内容が頻繁に変わらない基本情報 | 会社概要、料金、アクセス、問い合わせ |
| 投稿 | 日付順に増やす情報 | お知らせ、ブログ、施工事例、コラム |
具体例
美容室なら「店舗情報」「メニュー」「アクセス」は固定ページ、「年末年始の営業案内」「新メニューのお知らせ」は投稿にすると管理しやすくなります。
ステップ7:メニューと問い合わせ導線を作る
ページを作っても、訪問者が目的の情報へ移動できなければ使いにくいホームページになります。
ヘッダーメニューには、重要なページを5〜7項目程度に絞ると見やすくなります。
メニュー項目の目安:5〜7個程度
たとえば会社サイトなら、「サービス」「料金」「会社概要」「実績」「FAQ」「お問い合わせ」などが候補です。
お問い合わせはメニューに置くだけでなく、サービス説明の最後など、読者が行動したくなる位置にも設置します。
公開前に必ず確認したい10項目
公開前チェックリスト
- スマホで崩れていないか
- HTTPSで表示されているか
- 問い合わせフォームが実際に届くか
- 電話番号をタップできるか
- 住所・営業時間・料金に誤りがないか
- リンク切れがないか
- 不要なサンプルページが残っていないか
- サイトタイトル・説明が正しいか
- バックアップ方法を確認したか
- 管理者パスワードを安全に保管したか
特に問い合わせフォームは自分で送信テストする
フォームが画面上で表示されていても、メール設定の問題で通知が届かないことがあります。公開前に自分で送信し、受付メールと管理者通知の両方を確認してください。
ホームページ制作に何日かかる?
制作期間は、ページ数と原稿・写真の準備状況で大きく変わります。
| 作業 | 初心者の目安 |
|---|---|
| 目的・ページ構成決め | 半日〜1日 |
| サーバー・WordPress設定 | 1〜3時間 |
| テーマ・基本設定 | 半日〜1日 |
| 5〜8ページ作成 | 2〜7日程度 |
| 確認・修正 | 半日〜2日 |
実際には、WordPress操作よりも「文章を書く」「写真を用意する」作業に時間がかかることが多くあります。
最初の目標は「完璧なサイト」ではなく「必要情報がそろった公開可能なサイト」
デザインを細かく調整して1か月公開できないより、会社概要・サービス・問い合わせなど必要ページを5〜8ページ作って公開し、その後改善するほうが実際の運営につながります。
用途別に最初に作るページを決める
サービス、会社概要、実績、問い合わせを優先します。採用やブログは公開後に追加しても構いません。
メニュー・料金、営業時間、アクセス、予約方法を優先します。スマホで電話・地図を開きやすくします。
サービス内容、料金、プロフィール、対応地域、問い合わせを優先します。信頼材料を先に整えます。
プロフィール、問い合わせ、カテゴリ設計を整えたら、固定ページを増やしすぎず記事作成を優先します。
初心者が失敗しやすいポイント
デザインから始める
色やフォントを先に決めても、必要ページや文章が決まっていないと何度も作り直すことになります。先にページ構成と文章を決めます。
プラグインを入れすぎる
便利そうなプラグインを大量に入れると、更新管理や不具合原因の特定が難しくなります。必要な機能が明確になってから追加してください。
トップページだけ作り込む
トップページがきれいでも、料金・会社概要・問い合わせなど必要情報がなければ訪問者は判断できません。サイト全体の完成度を優先します。
公開後の更新を考えていない
営業時間、料金、スタッフ、サービス内容は変わります。誰が更新するか、ログイン情報を誰が管理するかまで決めておくと運営が止まりにくくなります。
WordPressホームページ作成の判断フロー
いいえ → まず「問い合わせ・予約・来店・採用」などゴールを決める
いいえ → トップ・サービス・会社概要・問い合わせなどから整理する
いいえ → 初心者は対応サーバーを優先する
いいえ → 公開前に必ず送信テストする
教科書判定:初心者は5〜8ページから公開する
WordPressホームページは、作り込みより「必要情報がそろっているか」を優先する
会社・店舗・個人事業の一般的なホームページなら、トップ、サービス、会社・店舗情報、料金、アクセス、FAQ、問い合わせなど5〜8ページ程度から始めれば十分なケースが多くあります。公開後に実際の問い合わせ内容やアクセスを見て、必要なページを追加してください。
よくある質問
Q.WordPressは無料でホームページを作れますか?
WordPress本体は無料で利用できますが、自分のホームページとして公開する場合は、一般的にレンタルサーバー代と独自ドメイン代がかかります。テーマやプラグインも有料製品を使う場合があります。
Q.固定ページと投稿はどちらを使えばいいですか?
会社概要、料金、アクセス、問い合わせなど基本情報は固定ページ、お知らせやブログのように継続して増える内容は投稿にすると管理しやすくなります。
Q.ホームページは何ページ必要ですか?
ページ数に正解はありませんが、一般的な会社・店舗サイトなら5〜8ページ程度から始めやすいです。必要情報が不足していなければ、最初から数十ページ作る必要はありません。
Q.有料テーマを買ったほうがいいですか?
必須ではありません。無料テーマでも必要なページは作れます。デザインや機能、サポートに時間をかけたくない場合は有料テーマを検討しますが、テーマ購入より先にサイト構成を決めることが重要です。
Q.公開後でもページを追加できますか?
追加できます。むしろWordPressは公開後にページや記事を増やしやすいことが特徴です。最初から完成形を作ろうとせず、必要なページから公開して改善していく方法が現実的です。
まとめ
この記事の結論
- 最初にホームページの目的を決める
- 会社・店舗サイトは5〜8ページ程度から始める
- WordPress簡単設置・SSL・バックアップ対応サーバーを選ぶ
- 固定ページと投稿を使い分ける
- デザインより必要情報と問い合わせ導線を優先する
- 公開前にスマホ・フォーム・リンク・バックアップを確認する
- 公開してから改善する
WordPressホームページは、最初から完璧に作る必要はありません。まず「誰に何を伝え、何をしてほしいか」を決め、必要な5〜8ページを公開してください。その後、実際の問い合わせやアクセスを見ながら改善するのが、初心者でも進めやすい作り方です。
次に読むなら
ホームページ全体の流れが分かったら、「WordPressで固定ページを作る方法」で、会社概要・料金・問い合わせなどの具体的なページ作成手順を確認すると、そのまま制作を進めやすくなります。