ドメイン取得費用はいくら?.com・.jpの料金と3年・5年総額を解説

ドメインの取得費用は、.comや.jpなどドメインの種類と、どの事業者で取得するかによって変わります。

初心者が特に注意したいのは、「取得料金」と「更新料金」は同じとは限らないことです。初年度だけ0円・数百円で取得できても、2年目以降は毎年1,000〜4,000円前後かかるケースがあります。

30秒でわかる結論

  • ドメイン費用は「取得費」「更新費」「移管費」に分けて考える
  • .comは年間1,500〜2,000円前後をひとつの目安にしやすい
  • .jpは事業者によって年間1,000円台〜3,000円台と差がある
  • .co.jpは法人向けで、年間4,000円前後以上になることが多い
  • 初年度0円でも、2年目以降の更新費を必ず確認する
  • レンタルサーバー契約でドメイン更新費が無料になる特典もある
  • 初心者は「初年度」ではなく「3〜5年間の総額」で比較すると失敗しにくい

ドメイン取得費用はいくら?

一般的な独自ドメインなら、年間数百円〜数千円程度で利用できます。

ただし、ドメインの種類によって価格差があります。

ドメイン 年間費用の目安 向いている用途
.com 1,500〜2,000円前後 会社・ブログ・サービス全般
.net 1,500〜2,500円前後 .comの代替など
.jp 1,000〜3,500円前後 日本向けサイト
.co.jp 4,000円前後〜 日本法人
.blog 数千円前後 ブログ・メディア

価格は固定ではない

ドメイン料金は事業者・キャンペーン・取得時期によって変わります。この記事の金額は2026年10月時点の目安として扱い、申し込み時は必ず公式料金を確認してください。

ドメイン費用は3種類ある

ドメイン料金を見るときは、「取得」「更新」「移管」の3つを分けて考えます。

費用 発生するタイミング 意味
取得費 新しく取得するとき 初年度の登録費用
更新費 2年目以降 ドメインを使い続ける費用
移管費 管理会社を変更するとき 他社へ移す際の費用

一番重要なのは更新費

ドメインは1年だけ使って終わるものではありません。会社サイトやブログでは5年、10年と利用することもあるため、初年度の安さより更新料金の方が総額に与える影響は大きくなります。

.comの費用はいくら?

.comは、会社・サービス・ブログなど幅広い用途で利用されているドメインです。

2026年10月時点の例では、XServerドメインの通常取得料金は1,721円、更新料金も1,721円です。

お名前.comでは、.comの1年更新料金として1,408円が案内されています。別途サービス維持調整費が加算される場合があります。

年間1,721円 ÷ 12ヶ月 = 約143円/月

月額換算すると100〜150円前後なので、独自ドメイン自体の維持費はレンタルサーバーより小さいケースが多いです。

教科書判定

迷ったら.comは有力

個人ブログ、会社サイト、サービスサイトなど用途を限定せず使いやすく、料金も比較的抑えやすいため、初心者が迷った場合の第一候補にしやすいドメインです。

.jpの費用はいくら?

.jpは、日本国内に住所がある個人・組織などが利用できる日本向けのドメインです。

.jpは「ローマ字.jp」と「日本語.jp」で料金が異なる事業者があります。2026年10月時点では、XServerドメインの更新料金はローマ字.jpが3,102円、日本語.jpが1,298円です。お名前.comではローマ字.jpが3,124円、日本語.jpが1,309円と案内されています。

同じ種類で比較する

ローマ字.jp:XServerドメイン3,102円/年、お名前.com3,124円/年
日本語.jp:XServerドメイン1,298円/年、お名前.com1,309円/年

ローマ字.jp:3,124円 − 3,102円 = 22円/年

この例では事業者間の差よりも、「ローマ字.jpか日本語.jpか」による料金差の方が大きくなります。

3,102円 − 1,298円 = 1,804円/年

.jpは文字種までそろえて比較する

「.jp」という表記だけで料金を比較すると、ローマ字.jpと日本語.jpを混同することがあります。取得予定のドメイン名と同じ文字種で、取得費・更新費を確認してください。

.co.jpの費用はいくら?

.co.jpは、日本国内で登記された会社などが取得対象となる法人向けドメインです。

一般的な.comより料金は高く、2026年10月時点のXServerドメインでは更新料金4,136円、お名前.comでは通常の更新料金として7,678円が案内されています。

.co.jpは取得条件がある

個人や個人事業主は通常取得できません。また、原則として1法人につき1つという条件があります。料金だけでなく、取得資格も確認してください。

教科書判定

法人なら価格だけで.comへ決めない

.co.jpは.comより高くなりやすいものの、日本法人の公式サイトであることを分かりやすく示せます。年間数千円の差と、会社サイトとしての使い方を比較して決めてください。

取得0円のドメインは本当に無料?

ドメイン取得サービスでは、「0円」「1円」「数百円」など非常に安い取得価格が表示されることがあります。

これは初年度の取得料金に限定されている場合があります。

初年度0円の例

1年目:0円
2年目:1,700円
3年目:1,700円
4年目:1,700円

4年間総額 = 0円 + 1,700円 × 3年 = 5,100円

「0円」と表示されていても、長期的に完全無料とは限りません。

キャンペーン価格を通常料金と混同しない

期間限定キャンペーンや新規ユーザー限定価格は終了します。料金比較では「今払う金額」と「翌年以降に払う金額」を分けて見てください。

更新費用はいくらかかる?

ドメインは、有効期限が切れる前に更新しなければ継続利用できません。

更新料金はTLDと事業者によって異なります。

例 更新費の目安
.com 約1,400〜1,800円/年
.net 約1,600〜2,000円/年
.jp 約1,300〜3,200円/年
.co.jp 約4,000円〜/年

特に注意したいのは、「取得価格が安いドメイン=更新価格も安い」とは限らないことです。

更新費を年間維持費として考える

サイトを公開し続ける限り、ドメイン更新費は基本的に毎年発生します。レンタルサーバー代と合わせてサイトの年間固定費として計算してください。

3年間・5年間ではいくらになる?

ドメインは長期利用するため、初年度だけでなく3年・5年総額を見ると実際のコストを把握しやすくなります。

.comを年間1,700円で使う場合

3年間

1,700円 × 3年 = 5,100円

5年間

1,700円 × 5年 = 8,500円

月額換算では約142円です。

8,500円 ÷ 60ヶ月 = 約142円/月

このように、ドメイン単体の費用は大きくありませんが、複数ドメインを持つと積み上がります。

複数ドメインを持つと費用はどうなる?

会社サイト、サービスサイト、キャンペーンサイトなどで複数のドメインを取得すると、その分だけ更新費も増えます。

年間1,700円のドメインを5個持つ場合

1,700円 × 5個 = 年間8,500円

10個なら年間17,000円です。

使っていないドメインを何年も更新していると固定費になるため、年1回程度、不要ドメインを整理すると管理しやすくなります。

レンタルサーバー契約でドメインが無料になることもある

レンタルサーバーによっては、一定の契約条件を満たすことで独自ドメインの取得・更新料金が無料になる特典があります。

XServerレンタルサーバーでは、契約プランなどの条件に応じて対象ドメインが契約中無料になる特典があります。

5年間無料なら

年間1,700円の.comが5年間無料なら、単純計算では8,500円分の更新費を抑えられます。

1,700円 × 5年 = 8,500円

無料特典だけでサーバーを選ばない

ドメイン代を年間1,700円節約するために、サーバー料金が年間5,000円高くなるなら総額は増えます。サーバー+ドメインの年間総額で比較してください。

ドメイン移管にも費用がかかる?

ドメインを別の管理会社へ移す「移管」では、移管料金が発生する場合があります。

たとえばXServerドメインでは、2026年10月時点で.comの移管料金は1,721円です。

ドメインによっては移管時に有効期限が1年延長される仕組みがあるため、「移管費=単純な手数料」ではない場合もあります。

移管は更新費との比較で考える

現在の事業者で毎年3,000円、移管先なら1,700円なら、年間差は1,300円です。数年利用するなら、移管費を払っても回収できる可能性があります。

Whois情報公開代行に費用はかかる?

ドメイン登録では、登録者情報がWhoisへ登録されます。

個人情報を直接公開しないため、ドメイン事業者の情報を代理表示する「Whois情報公開代行」が提供されています。

現在は無料で提供する事業者も多いですが、ドメインやサービスによって条件が異なります。

取得前に確認

  • Whois公開代行が無料か
  • 対象ドメインか
  • 後から設定できるか
  • 法人情報の場合どう表示されるか

高いドメインほどSEOに強い?

料金が高いドメインだから検索順位で有利になる、という単純な関係はありません。

.comが年間1,700円、.co.jpが年間4,000円以上でも、料金差がSEO評価の差になるわけではありません。

教科書判定

SEOではなく用途と信頼性でTLDを選ぶ

個人ブログなら.com、国内向けを明確にしたいなら.jp、日本法人の公式サイトなら.co.jpなど、用途に合わせて選びます。検索順位を上げるためだけに高いドメインへする必要はありません。

ドメイン費用を安くする3つの方法

1.更新料金が安い事業者を選ぶ

長期利用では、取得料金より更新料金の差が効いてきます。

2.サーバーの無料特典を使う

すでに契約予定のレンタルサーバーに無料特典があるなら、ドメインを別途契約するより総額を抑えられる場合があります。

3.使っていないドメインを整理する

取得したまま使っていないドメインも更新すれば費用がかかります。不要なら更新前に整理します。

安いTLDを理由だけで選ばない

初年度100円でも、翌年から5,000円以上になるTLDもあります。料金だけを理由に珍しいTLDを選ぶ場合は、必ず更新費を確認してください。

ドメイン費用の比較フロー

Q1.使いたいTLDは何?
.com、.jp、.co.jpなど候補を決める。
Q2.取得料金はいくら?
初年度の支払いを確認。
Q3.2年目以降の更新料金はいくら?
長期費用ではここを最重視。
Q4.サーバー特典で無料になる?
なる → サーバー料金込みの総額を比較。
Q5.3年・5年総額はいくら?
短期キャンペーンではなく長期総額で決定。
「取得価格」ではなく「更新費 × 利用年数」で判断する。

教科書判定|初心者はいくら予算を見ればいい?

教科書判定

.comなら年間2,000円、.jpなら年間3,500円程度を上限目安に予算化

実際にはもっと安い事業者もありますが、初心者が最初に予算を組むなら、.comで年間2,000円前後、.jpで年間3,500円前後を見ておけば、一般的な更新料金をカバーしやすくなります。

法人で.co.jpを使うなら年間5,000円前後以上を見込み、実際の契約先の更新費を確認してください。

初心者はこれでOK

個人ブログや一般サイトなら、ドメイン代として年間2,000円程度を予算に入れてください。サーバー契約で無料特典が使えるなら、その分を節約できます。申し込み画面では必ず「翌年の更新料金」まで確認しましょう。

よくある質問

ドメインは毎年お金がかかりますか?

基本的には更新料金がかかります。取得時に1年分の利用料を払い、その後は期限前に更新して継続利用します。サーバーの無料特典などで更新費が0円になる場合もあります。

0円ドメインならずっと無料ですか?

初年度だけ0円の場合があります。2年目以降の更新料金が通常価格になるケースがあるため、更新費を必ず確認してください。

.comと.jpはどちらが安いですか?

事業者によります。.comが安いケースもあれば、.jpの更新料金が低い事業者もあります。TLDだけで決めず、実際の取得先の更新料金で比較してください。

ドメイン取得とレンタルサーバーは別料金ですか?

通常は別サービスなので別料金です。ただし、レンタルサーバー契約特典としてドメイン取得・更新費用が無料になるサービスもあります。

一番安いドメインを選べばいいですか?

おすすめしません。更新料金、覚えやすさ、用途、信頼性、将来の運用まで考えて選んでください。初年度が安くても翌年以降高くなる場合があります。

まとめ|ドメインは取得価格より更新価格を見る

この記事の結論

  • ドメイン費用には取得・更新・移管がある
  • .comは年間1,500〜2,000円前後が目安
  • .jpは事業者による価格差が大きい
  • .co.jpは一般的に.comより高い
  • 初年度0円でも翌年以降の更新費を確認する
  • サーバー特典で無料になるケースもある
  • 3〜5年間の総額で比較する

結局、ドメイン費用で一番見るべきなのは「今いくらで取れるか」ではなく、「毎年いくらで維持できるか」です。候補のドメインが決まったら、取得費・更新費・サーバー特典を並べ、3〜5年間の総額で選んでください。

次に読むなら

費用が分かったら、次は「独自ドメインの取得方法」で実際の取得手順を確認し、「ドメイン更新費用はいくら?」で2年目以降の維持費を詳しく確認すると判断しやすくなります。