WordPressをインストールした直後は、設定項目が多く「何から触ればいいのか分からない」と迷いやすいものです。
このガイドでは、WordPressを始めた初心者が最初に確認したい設定と、記事投稿・固定ページ・メニュー・画像・ユーザー管理までの全体像を、読む順番に沿って整理します。
すべてを一度に覚える必要はありません。まず公開前に必要な設定を済ませ、その後に記事を書くための操作を覚えるのが効率的です。
30秒でわかる結論
- WordPress導入後は、まずサイト名・URL・パーマリンクなど公開前設定を確認する
- 最初に全部の機能を覚える必要はなく、「設定→投稿→整理→導線」の順で進めればよい
- 記事は「投稿」、会社概要やお問い合わせは「固定ページ」を使い分ける
- カテゴリーは記事を大きく分類し、タグは必要な場合だけ補助的に使う
- 画像はアップロード前に容量を抑え、ファイル名や代替テキストも意識する
- 複数人で運営するなら、全員を管理者にせず必要最小限の権限を与える
- 初心者は「最初の設定→投稿方法→メニュー・問い合わせ」の順で覚えるのがおすすめ
WordPress初期設定・使い方の全体像
WordPressを使い始めるときは、大きく4段階に分けると迷いにくくなります。
| 段階 | やること | 主な記事 |
|---|---|---|
| 1.公開前の設定 | サイト名・URL・表示設定・パーマリンク | 最初の設定/一般設定/パーマリンク |
| 2.ページを作る | 投稿・固定ページ・画像 | 投稿/固定ページ/画像 |
| 3.情報を整理する | カテゴリー・タグ・メニュー | カテゴリーとタグ/メニュー |
| 4.運営体制を整える | ユーザー権限・問い合わせ導線 | ユーザー権限/お問い合わせフォーム |
初心者は順番を守る
最初からテーマ編集や高度なプラグイン設定へ進むより、まずWordPress本体の基本設定と投稿操作を覚えた方が、後のトラブルを減らしやすくなります。
最初にやるべき設定は3つ
WordPressをインストールした直後は、まず次の3つを優先します。
サイトタイトル・キャッチフレーズ・URL・管理者メールなどを確認します。
記事URLの基本形を、記事数が増える前に決めます。
検索エンジン向け設定や表示状態を確認します。
この疑問ならこの記事
WordPressをインストールしたら最初にやる設定で、公開前に確認する項目を順番に確認できます。
一般設定は「サイトの基本情報」を整える場所
WordPressの一般設定では、サイトタイトル、キャッチフレーズ、WordPressアドレス、サイトアドレス、管理者メールなどを管理します。
特にURL欄は、意味を分からず変更すると管理画面へ入れなくなることがあるため、初心者は不用意に変更しない方が安全です。
URL欄は慎重に
「WordPressアドレス」と「サイトアドレス」は見た目が似ていますが、役割が異なります。変更が必要な事情がなければ、インストール直後の値を基準にします。
詳しく確認する
WordPressの一般設定を初心者向けに解説で、各項目の意味と変更時の注意点を確認してください。
パーマリンクは記事を増やす前に決める
パーマリンクは、一言でいうと記事URLの形です。
記事公開後にパーマリンク構造を大きく変更するとURLが変わり、既存リンクや検索結果への影響が出る可能性があります。そのため、できるだけ初期段階で決めます。
URLの考え方
記事タイトルが「WordPressの始め方」でも、URLは短く意味が分かる形にすると管理しやすくなります。
例:/wordpress始め方/
パーマリンクは記事公開前に決める
初心者は、記事数が増えてから構造を変更するより、最初にシンプルな構成を決めて固定する方が安全です。
WordPressのパーマリンク設定とは?で、設定方法と変更時の注意点を詳しく解説します。
投稿と固定ページを使い分ける
WordPressには、主に「投稿」と「固定ページ」という2種類のページがあります。
| 種類 | 向いている内容 |
|---|---|
| 投稿 | ブログ記事、ニュース、コラム、SEO記事 |
| 固定ページ | 会社概要、サービス案内、お問い合わせ、プライバシーポリシー |
10ページの小規模会社サイトなら
会社概要・サービス・お問い合わせなど5ページを固定ページ、集客記事5本を投稿にする、といった分け方ができます。
操作方法はこちら
カテゴリーとタグは役割を分ける
記事が増えてきたら、カテゴリーとタグで情報を整理します。
カテゴリーは大きな分類、タグは複数カテゴリーを横断する補助的な目印と考えると分かりやすくなります。
例:レンタルサーバーの記事
カテゴリー:WordPress、ドメイン、サーバー基礎
タグ:初心者向け、料金、設定
タグを無理に増やさない
10記事しかない段階で20個のタグを作ると、1記事しか入っていない一覧ページが増えやすくなります。初心者はまずカテゴリーを優先し、タグは必要性が明確なときだけ使います。
WordPressのカテゴリーとタグの違いで、使い分け方を詳しく確認できます。
メニューは「次にどこへ進むか」を決める
メニューは、読者がサイト内を移動するための案内です。
会社サイトなら、トップ・サービス・会社概要・お問い合わせなど、重要ページを優先して配置します。
最初のメニュー候補
- ホーム
- サービス・商品
- 会社概要・プロフィール
- ブログ・お役立ち情報
- お問い合わせ
設定方法はこちら
WordPressのメニューを作る方法で、初心者向けの設定手順を確認してください。
画像はアップロード前にサイズを意識する
WordPressでは、画像をそのままアップロードできます。ただし、スマートフォン写真などを大きな容量のまま大量に入れると、ページ表示が重くなる原因になります。
容量の違い
1枚5MBの画像を20枚使うと、元データだけで100MBです。
5MB × 20枚 = 100MB
実際のページ表示では必要な寸法や圧縮方法によって変わりますが、「大きい画像をそのまま使わない」という考え方は重要です。
WordPressに画像をアップロードする方法で、アップロード手順と基本的な画像管理を確認できます。
複数人運営ではユーザー権限を分ける
WordPressには、管理者・編集者・投稿者など複数のユーザー権限があります。
全員を管理者にすると、テーマやプラグイン、ユーザー設定など重要部分まで変更できるため、誤操作のリスクが高まります。
| 役割 | 考え方 |
|---|---|
| サイト責任者 | 管理者 |
| 記事全体を管理する担当者 | 編集者を検討 |
| 自分の記事を投稿する担当者 | 投稿者等を検討 |
管理者権限は必要な人だけにする
1人運営なら管理者1名で構いません。複数人運営では、作業内容に合わせて権限を分け、不要な管理者アカウントを増やさない方が安全です。
WordPressのユーザー権限とは?で、それぞれの権限の違いを確認できます。
会社サイトならお問い合わせ導線まで作る
会社・店舗サイトでは、ページを作るだけでなく「問い合わせたい人が迷わず連絡できる状態」にする必要があります。
フォームを設置したら、実際にテスト送信して「送信できるか」「通知メールが届くか」まで確認します。
WordPressでお問い合わせフォームを作る方法で、具体的な作り方を確認してください。
初心者はこの順番で読めば迷いにくい
公開前の最低限を確認
サイト基本情報を理解
記事URLの基本形を決める
実際にページを作る
情報を整理して読みやすくする
運営と成果につながる仕組みを整える
初心者が失敗しやすいポイント
最初から全部の設定を変更する
意味が分からない項目まで触ると、URLや表示設定を壊すことがあります。必要な設定から順に変更します。
記事公開後にURL構造を頻繁に変える
既存URLが変わるため、パーマリンクは初期段階で決めます。
カテゴリーとタグを大量に作る
整理するための分類が、逆に分かりにくくなります。カテゴリーを先に設計し、タグは補助として使います。
画像をそのまま大量アップロードする
ページ表示やサーバー容量へ影響するため、必要なサイズへ調整します。
全員を管理者にする
誤操作やアカウント被害の影響範囲が広くなるため、必要な権限だけ付与します。
教科書判定|最初の1日は「設定」と「1記事公開」まででよい
初心者は、設定を完璧にするより公開できる状態を作る
最初に一般設定・パーマリンク・公開状態を確認したら、テストを兼ねて投稿を1本作ってください。その後、カテゴリー・メニュー・画像・お問い合わせなどを必要に応じて整える方が、画面操作を覚えやすくなります。
よくある質問
Q.WordPressを入れたら最初に何をすればいいですか?
まずサイト基本情報、パーマリンク、公開状態を確認します。その後、投稿を1本作って基本操作を覚える順番がおすすめです。
Q.設定は全部変更した方がいいですか?
いいえ。意味が分からない項目まで変更する必要はありません。特にURL関連は不用意に変更せず、必要な項目だけ設定してください。
Q.投稿と固定ページはどちらを使えばいいですか?
ブログや新着記事は投稿、会社概要・サービス・お問い合わせのように独立して見せたいページは固定ページを使うのが基本です。
Q.カテゴリーとタグは両方必要ですか?
カテゴリーは基本的に使いますが、タグは必須ではありません。記事数が少ないうちはカテゴリー中心で整理しても問題ありません。
Q.WordPressを複数人で使うときの注意点は?
全員へ管理者権限を与えず、担当作業に必要な権限だけ付与します。退職・担当変更時は不要アカウントも整理してください。
まとめ|設定→投稿→整理→導線の順で覚える
この記事の結論
- 最初は一般設定・パーマリンク・公開状態を確認する
- 投稿と固定ページを目的で使い分ける
- カテゴリーを先に設計し、タグは必要なときだけ使う
- メニューで重要ページへの導線を作る
- 画像は容量を抑えて管理する
- 複数人運営ではユーザー権限を分ける
- 会社サイトはお問い合わせ導線まで確認する
WordPressは機能が多いですが、初心者が最初に必要なのはすべてを覚えることではありません。公開前設定を済ませ、1記事作り、その後に整理・導線を整えるという順番で進めれば、迷いにくくなります。