ホームページを自分で作る方法|初心者向け4つの作り方と選び方

ホームページは、専門業者へ依頼しなくても自分で作れます。 ただし、自作方法には「WordPress」「ホームページ作成サービス」「HTML・CSSを自分で書く方法」があり、費用・難易度・自由度が大きく異なります。

30秒でわかる結論

  • 初心者が自分で作るなら、WordPressかホームページ作成サービスが現実的
  • 会社・店舗サイトを長く運営するなら、独自ドメインを使える方法を選ぶ
  • WordPressは自由度が高く、ブログ・集客・ページ追加に向いている
  • ホームページ作成サービスは操作が簡単で、管理の手間を減らしやすい
  • HTML自作は自由度が高いが、更新・保守まで自分で行う必要がある
  • 費用は月額だけでなく、制作時間・保守時間まで含めて判断する
  • 予約・EC・複雑なシステム・重要な法人サイトは、必要に応じて外注も検討する

ホームページは自分で作れる?

結論からいうと、一般的な会社案内、店舗紹介、個人サイト、ブログであれば、自分で作ることは十分可能です。 現在はWordPressやノーコード型のホームページ作成サービスがあり、HTMLやCSSを最初から書けなくても公開できます。

ただし、「自分で作れる」と「自分で作るのが最適」は同じではありません。 サイトの目的、必要機能、更新頻度、使える時間によって、自作と外注のどちらが合理的か変わります。

ここで伝えたいポイント

ホームページ自作では、制作費だけを見ないことが重要です。 初期費用を抑えられても、制作に何十時間もかかるなら、その時間も実質的なコストになります。

ホームページを自分で作る3つの方法

方法 難易度 自由度 向いている人
WordPress 中 高い 長く運営・更新したい人
ホームページ作成サービス 低 中 簡単さを優先したい人
HTML・CSSで自作 高 非常に高い Web制作を学びたい人

初心者はこれでOK

迷ったら、「更新や集客まで考えるならWordPress」「とにかく簡単に公開したいならホームページ作成サービス」と考えると選びやすくなります。 HTML自作は、コード学習が目的の場合や、WordPress・作成サービスでは満たせない特殊要件がある場合に検討対象にします。

方法1.WordPressで自作する

WordPressは、世界中で利用されているWebサイト管理システムです。 レンタルサーバーと独自ドメインを用意し、テーマを設定すれば、コードをほとんど書かずにホームページを作れます。

WordPressのメリット

  • ページやブログ記事を自分で追加しやすい
  • テーマを使ってデザインを変更できる
  • プラグインで機能を追加できる
  • 独自ドメインで長期運営しやすい
  • 会社サイト、店舗サイト、ブログなど幅広く使える

WordPressの注意点

  • サーバー・ドメインの管理が必要
  • WordPress本体・テーマ・プラグインの更新が必要
  • バックアップやセキュリティ管理が必要
  • 設定項目が多く、最初は迷いやすい
教科書判定

「作って終わり」ではなく更新するならWordPressが有力

会社のお知らせ、施工事例、ブログ、採用情報などを継続的に追加したい場合は、WordPressの更新性が活きます。 一方、1〜3ページ程度の簡単な案内ページだけなら、より簡単なサービスでも十分です。

方法2.ホームページ作成サービスを使う

ホームページ作成サービスは、ブラウザ上で文章や画像を編集し、サーバー管理を意識せずサイトを作れるサービスです。 テンプレートを選び、パーツを配置するだけで公開できるものもあります。

向いているケース

  • サーバー設定をしたくない
  • 数ページの会社・店舗サイトを作りたい
  • 専門知識より公開までの速さを優先したい
  • 保守作業をできるだけ減らしたい

無料プランだけで判断しない

無料で開始できても、独自ドメイン、広告非表示、容量、フォーム、予約機能などが有料プラン限定の場合があります。 長期運営するなら、必要機能を含んだ月額・年額で比較してください。

方法3.HTML・CSSで自作する

HTML・CSSを使えば、Webページを自分で一から作れます。 JavaScriptやサーバーサイドの技術を追加すれば、より高度な機能も実装できます。

自由度は高い一方、レイアウト、スマートフォン対応、フォーム、更新機能、セキュリティなどを自分で考える必要があります。

具体例

5ページの会社案内サイトをHTMLで作ることは可能です。 ただし、毎週お知らせを追加する場合、そのたびにHTMLファイルを編集してアップロードする運用になるため、WordPressの方が更新しやすい場合があります。

ホームページ自作に必要なもの

必要なもの 役割
独自ドメイン サイトのURL
サーバーまたは作成サービス サイトを公開する場所
制作ツール WordPress、作成サービス、HTMLエディタなど
文章・画像 会社・商品・サービス内容を伝える素材
SSL HTTPSで通信を保護する
バックアップ トラブル時に戻すためのデータ

自分でホームページを作る手順

1.目的を決める
問い合わせ、予約、会社案内、集客など
2.必要なページを決める
トップ、サービス、会社概要、問い合わせなど
3.作り方を選ぶ
WordPress・作成サービス・HTML
4.ドメインと公開環境を用意する
5.文章と画像を入れる
6.スマホ表示・フォーム・SSLを確認する
7.公開する
公開後は、情報更新・バックアップ・問い合わせ確認を継続します。

最初に必要なページは何ページ?

会社や店舗のホームページなら、最初から20〜30ページ作る必要はありません。 まず訪問者が判断に必要な情報から作ります。

小規模な会社サイトの基本ページ

  • トップページ
  • サービス・事業内容
  • 料金・商品情報(必要な場合)
  • 会社概要・店舗情報
  • お問い合わせ
  • プライバシーポリシー

ページ数より「必要情報があるか」

30ページあっても、料金・営業時間・問い合わせ方法が見つからなければ使いにくいサイトです。 最初は5〜7ページ程度でも、訪問者が知りたい情報を揃える方が重要です。

ホームページを自作するといくらかかる?

自作では制作会社への初期制作費を抑えられますが、サーバー・ドメイン・有料テーマ・作成サービスなどの費用がかかる場合があります。

WordPress自作の費用例

仮にサーバーが月1,000円、ドメインが年2,000円、有料テーマ15,000円の場合です。

12,000円 + 2,000円 + 15,000円 = 初年度29,000円

2年目以降にテーマ代が不要なら、同じ条件では年間14,000円程度になります。 実際の料金は利用サービスによって異なります。

制作時間も費用として考える

自作で見落としやすいのが、自分の作業時間です。 費用0円のテンプレートを使っても、制作に50時間かかれば、その時間には価値があります。

作業時間を金額へ置き換える

自分の作業時間を1時間2,000円と仮定し、制作に40時間使った場合です。

2,000円 × 40時間 = 80,000円

自作費用を比較するときは、現金支出だけでなく「何時間使うか」まで見ると判断しやすくなります。

教科書判定

自作は「無料」ではなく「自分の時間で作る方法」

趣味や学習目的なら、制作時間そのものに価値があります。 一方、事業者が本業の時間を何十時間も削る場合は、外注した方が結果的に安くなることがあります。

WordPressとホームページ作成サービスはどちらがいい?

比較項目 WordPress 作成サービス
始めやすさ やや設定が必要 簡単
自由度 高い サービス範囲内
更新性 高い 高い
サーバー管理 必要 基本不要
機能追加 柔軟 提供機能に依存
移転の自由度 比較的高い サービス依存が大きい
ブログ・SEO集客 WordPress ★★★★★

記事を増やし、検索流入を育てる用途ならWordPressを選びやすいです。

小規模店舗サイト 作成サービス ★★★★☆

営業時間、地図、料金、問い合わせなど少数ページを簡単に管理したい場合に向きます。

企業サイト WordPress ★★★★☆

お知らせ、採用、事例などを継続更新するならWordPressが有力です。

Web制作の学習 HTML自作 ★★★★★

HTML・CSS・JavaScriptそのものを学ぶ目的なら、自作する価値があります。

スマートフォン対応は必須

ホームページはパソコンだけでなくスマートフォンからも閲覧されます。 自作後は、画面幅が狭くても文字・画像・メニュー・ボタンが正常に表示されるか確認してください。

スマホ確認チェック

  • 文字が小さすぎない
  • 横スクロールが出ない
  • メニューを操作できる
  • 電話・問い合わせボタンを押せる
  • 画像が画面からはみ出さない
  • 入力フォームを操作できる

問い合わせフォームを作るときの注意

会社・店舗サイトでは、問い合わせフォームが重要な入口になります。 設置しただけで安心せず、実際に送信テストを行います。

公開前に1回は自分で送信する

フォームへ名前・メールアドレス・問い合わせ内容を入力し、送信完了画面、管理者への通知メール、ユーザーへの自動返信が想定どおりか確認します。

メールが届かない状態に注意

画面上では「送信しました」と表示されても、メール設定に問題があると通知を受け取れない場合があります。 問い合わせが事業に直結するサイトでは、定期的にテストする方が安全です。

自作でよくある失敗

デザインから作り始める

色やフォントを決める前に、誰に何を伝え、何をしてほしいサイトなのかを決めます。 目的が曖昧だと、見た目が整っても問い合わせにつながりにくくなります。

ページを増やしすぎる

最初から大量ページを作ると、公開まで時間がかかります。 必要な5〜7ページ程度から始め、運営しながら追加する方が現実的です。

公開後に更新しない

営業時間、料金、サービス内容、スタッフ情報などが古いままだと、利用者を混乱させます。 自作では「作る人=保守する人」になることも忘れないでください。

バックアップを取らない

WordPressの更新や設定変更で不具合が起こったとき、バックアップがなければ元の状態へ戻せません。 公開後の保守まで自作範囲に含めて考えます。

自作と外注の境界はどこ?

Q1.5〜10ページ程度の一般的なサイト?
はい → 自作を検討しやすい
Q2.WordPressや作成サービスで必要機能を実現できる?
はい → 自作しやすい
Q3.予約・会員・複雑なECなどが必要?
はい → 外注・専門サービスも検討
Q4.制作に40〜50時間使う余裕がある?
いいえ → 外注費との比較をする
Q5.停止や不具合が売上へ大きく影響する?
はい → 保守を含めて専門家を検討
一般的な案内サイトは自作しやすく、複雑な機能・高い事業重要度・時間不足のどれかがあるほど外注の価値が高くなります。

教科書判定|初心者はどの方法でホームページを作る?

教科書判定

更新・集客するならWordPress、簡単さ最優先なら作成サービス

初心者が会社・店舗・個人のホームページを自分で作るなら、HTMLをゼロから学ばなくても構いません。 ブログやお知らせを継続し、将来ページや機能を増やしたいならWordPressを第一候補にします。

一方、数ページのサイトをできるだけ簡単に公開し、サーバー管理をしたくないならホームページ作成サービスが合理的です。 複雑な予約・会員・EC・業務システムが必要なら、自作にこだわらず外注を検討してください。

よくある質問

Q.ホームページは完全無料で自作できますか?

無料サービスを使って公開する方法はありますが、独自ドメイン、広告非表示、容量、機能などに制限がある場合があります。事業用なら、有料プランを含めた年間費用で判断する方が分かりやすいです。

Q.パソコン初心者でもWordPressで作れますか?

基本操作を覚える必要はありますが、WordPress簡単インストールやテーマを利用すれば、コードを書かずに作ることも可能です。サーバー・ドメイン・バックアップの基礎は理解しておくと運営しやすくなります。

Q.会社のホームページも自作して大丈夫ですか?

会社案内、事業内容、お問い合わせなど一般的なサイトなら自作可能です。ただし、サイト停止や問い合わせ不達が事業へ大きく影響する場合は、制作だけでなく保守体制も考えてください。

Q.何ページくらいあればホームページとして十分ですか?

決まったページ数はありません。小規模な会社・店舗サイトなら、トップ、サービス、会社・店舗情報、お問い合わせなど5〜7ページ程度から始めることもできます。ページ数より必要情報が揃っているかが重要です。

Q.自作と外注はどちらが安いですか?

現金支出だけなら自作が安くなりやすいですが、制作・修正・保守に使う自分の時間もコストです。本業の時間を大きく削るなら、外注した方が結果的に合理的な場合があります。

まとめ

この記事の結論

  • ホームページはWordPress・作成サービス・HTML自作で作れる
  • 初心者はWordPressかホームページ作成サービスが現実的
  • 最初は5〜7ページ程度の必要情報から作ればよい
  • 制作費だけでなく自分の作業時間もコストとして考える
  • 複雑な機能や重要な事業サイトでは外注も合理的

結局、ホームページ自作で重要なのは「自分で作ること」そのものではなく、目的を達成でき、公開後も無理なく更新・保守できる方法を選ぶことです。 更新・集客を続けるならWordPress、簡単な案内サイトなら作成サービスを基準に検討してください。

次に読むなら

作り方を決める前に「ホームページ作成に必要なもの」を確認し、WordPressを選ぶ場合は「WordPressブログ・サイトの始め方」へ進むと、サーバー・ドメイン準備から順番に進められます。