nofollowとは?リンク属性の意味と使い方

外部リンクやアフィリエイトリンクの設定を調べていると、rel="nofollow"という属性を見かけます。

nofollowは、リンク先との関係を検索エンジンへ伝えるためのリンク属性です。ただし現在のGoogleでは、「絶対にリンクをたどらない」という強制命令ではなく、リンクをどう扱うか判断するためのヒントとして利用されます。

30秒でわかる結論

  • nofollowは、リンク先を積極的に推奨・関連付けしたくないときに使うrel属性
  • 記述例は<a href="..." rel="nofollow">
  • Googleではnofollowは現在「ヒント」として扱われる
  • 通常の参考リンクや信頼できる外部リンクへ一律にnofollowを付ける必要はない
  • 広告・有料リンクはsponsoredが推奨で、nofollowも使用可能
  • コメント・フォーラムなどユーザー投稿のリンクはugcが推奨
  • nofollowを付けても、リンク先ページのインデックス登録を確実に防げるわけではない
  • 内部リンクにSEO目的でnofollowを乱用しない

nofollowとは?

nofollowは、HTMLのリンクに設定できるrel属性の値の1つです。

リンク先ページとの関係について、「このリンクを通常の推薦リンクとして扱ってほしくない」という意図を検索エンジンへ伝えるために使います。

基本的な書き方

<a href="https://example.com/" rel="nofollow">リンク先</a>

rel属性は、現在のページとリンク先ページの関係を示すためのHTML属性です。nofollow以外にも、sponsored、ugc、noopenerなどがあります。

nofollowは何のために使う?

nofollowは、主に「リンクは設置するが、そのリンクを通常の推薦・支持として扱ってほしくない」という場面で使います。

代表的な使い方

  • 信頼性を保証できないリンク
  • 広告・有料リンクをnofollowで示す場合
  • ユーザー投稿リンクをnofollowで管理する場合
  • リンク先と自サイトを積極的に関連付けたくない場合

Googleは、通常のリンクについてはrel属性を付ける必要はないと案内しています。

つまり、信頼できる公式サイトや参考資料へ普通にリンクするだけなら、nofollowを付けることが必須ではありません。

nofollowは「リンクを絶対にたどらない命令」ではない

nofollowを理解するうえで重要なのが、現在のGoogleではnofollowが命令ではなくヒントとして扱われることです。

Googleは2019年にnofollowの扱いを変更し、ランキング目的ではnofollow・sponsored・ugcをリンクの扱いを判断するためのヒントとしました。

さらに2020年3月以降、クロールやインデックス登録の判断でもnofollowをヒントとして扱っています。

nofollow=必ずクロールされない、ではない

nofollowを設定したリンク先でも、Googleが別サイトのリンクやサイトマップなどからURLを発見すればクロールされる可能性があります。

nofollowとnoindexの違い

nofollowとnoindexは名前が似ていますが、目的が違います。

項目 nofollow noindex
対象 リンク ページ
主な目的 リンク先との関係を示す 検索結果へ掲載しないよう指示する
設定例 rel="nofollow" meta name="robots" content="noindex"
インデックス防止 目的ではない 目的

覚え方

nofollow=リンクの扱い、noindex=ページの検索掲載と分けて覚えると混同しにくくなります。

リンク先ページをGoogle検索へ出したくない場合、リンク元でnofollowを付けるのではなく、リンク先ページ側で適切なnoindex設定を行うのが基本です。

nofollow・sponsored・ugcの違い

現在はnofollowだけでなく、リンクの性質をより具体的に示せる属性があります。

属性 主な用途
nofollow リンク先を通常の推薦として扱ってほしくない場合
sponsored 広告・スポンサー・有料リンク
ugc コメント・掲示板などユーザー作成コンテンツ内のリンク

Googleでは広告や有料リンクにはsponsoredが推奨されています。nofollowも引き続き利用できますが、新しく設定するならリンクの性質に合った属性を選ぶ方が分かりやすくなります。

sponsoredとugcの詳しい使い分けは別記事で解説します。

nofollowを使うべきケース

リンク先を推薦したくない場合

記事内で問題のあるサイトや信頼性を確認できないページへ言及するためにリンクする場合など、リンク先を自サイトから推薦していると受け取られたくないときにnofollowを利用できます。

例

悪質なサービスの問題点を解説する記事で、そのサービスのページを資料としてリンクする場合などです。

広告・報酬が関係するリンク

広告、スポンサー、報酬を伴うリンクは、Googleのガイドライン上、通常リンクのままにせずリンクの関係性を示す必要があります。

現在はrel="sponsored"が推奨されていますが、rel="nofollow"も使用可能です。

ユーザーが自由に投稿できるリンク

コメント欄、フォーラム、Q&Aなど、サイト運営者が内容を完全には管理できないリンクではugcまたはnofollowを使う方法があります。

nofollowを付けなくてよいケース

信頼できる参考資料へのリンク

Google公式、WordPress公式、官公庁、一次資料など、読者の理解に役立つ情報へ通常の参考リンクとしてつなぐ場合、すべてにnofollowを付ける必要はありません。

普通の外部リンク

「外部サイトへのリンクだからnofollow」という考え方は適切ではありません。

Googleも、外部サイトへリンクすること自体を恐れる必要はなく、出典として適切にリンクすることはサイトの信頼性を示す助けになり得ると説明しています。

外部リンク全部にnofollowを付けない

「自サイトから評価が流出するから」という理由だけで、すべての外部リンクをnofollowにする必要はありません。リンクの性質に合わせて判断します。

内部リンクにnofollowは必要?

通常の内部リンクにはnofollowを付けません。

内部リンクは、ユーザーが関連ページへ移動する導線であるだけでなく、Googleがサイト内のページを発見し、ページ同士の関係を理解するためにも使われます。

内部リンクは通常リンクでよい

カテゴリ、関連記事、パンくずリスト、記事本文内の関連ページなど、通常のサイト内リンクへSEO目的でnofollowを付ける必要はありません。

Googleは、自サイト内ページのクロール制御が必要な場合、nofollowではなくrobots.txtなど目的に合った方法を使うよう案内しています。

nofollowでSEO評価を調整できる?

「重要でない内部リンクにnofollowを付ければ、SEO評価を重要ページへ集中できる」という考え方でnofollowを大量に使う方法はおすすめできません。

現在のGoogleではnofollowはヒントとして扱われるため、単純にリンク評価を数学的に配分できる仕組みとして考えるべきではありません。

内部リンクはnofollowよりサイト構造を見直す

不要な内部リンクが多いなら、nofollowを付けるより、そのリンク自体が読者に必要かを確認してください。必要なページ同士を自然につなぐ方が分かりやすいサイトになります。

nofollowを付けてもリンク先は検索結果に出る?

出る可能性があります。

nofollowはリンク先ページを検索結果から除外する設定ではありません。

Googleは、nofollow付きリンク以外にも次のような方法でURLを発見できます。

  • 他サイトからの通常リンク
  • XMLサイトマップ
  • 同じサイト内の別リンク
  • 過去にクロールしたURL

インデックス制御にnofollowを使わない

「このページをGoogle検索へ出したくない」という目的なら、nofollowだけでは不十分です。対象ページ側のnoindexなど、目的に合った方法を使います。

WordPressでnofollowを設定する方法

WordPressでは、利用しているエディター・テーマ・プラグインによってnofollowの設定方法が異なります。

HTMLで直接指定する場合は、リンクの<a>タグへrel="nofollow"を追加します。

HTML例

<a href="https://example.com/" rel="nofollow">参考リンク</a>

すでに別のrel属性がある場合は、スペース区切りで複数の値を指定できます。

複数指定の例

<a href="https://example.com/" rel="nofollow noopener">リンク</a>

Googleはnofollow・ugc・sponsoredなどを複数指定することも認めています。

nofollowとnoopener・noreferrerの違い

nofollowと似た場所に書かれる属性として、noopenerやnoreferrerがあります。

属性 主な役割
nofollow 検索エンジンへリンク関係を伝える
noopener 新しいタブで開くリンクのセキュリティに関係する
noreferrer リンク先へReferer情報を送らない

これらは役割が違うため、「noopenerがあるからnofollowは不要」といった関係ではありません。

nofollowを使うときの注意点

すべての外部リンクへ付けない

信頼できる参考リンクまで一律にnofollowへする必要はありません。

広告リンクは属性なしにしない

報酬・広告・スポンサー関係がある場合は、sponsoredまたはnofollowで関係性を明示します。

インデックス防止目的に使わない

nofollowはリンク先の検索掲載を止めるための設定ではありません。

WordPressプラグインによる自動付与を確認する

テーマやアフィリエイト管理プラグインが自動でnofollowやsponsoredを追加する場合があります。HTMLソースを確認し、意図した属性になっているか確認してください。

どんなサイトでnofollowを意識すべき?

個人ブログ 重要度 ★★★☆☆

通常の参考リンクには不要です。広告リンクや信頼できないリンクで使い分けます。

アフィリエイトサイト 重要度 ★★★★★

報酬が発生するリンクではsponsoredまたはnofollowを適切に設定します。

会社サイト 重要度 ★★★☆☆

取引先・出典など通常リンクには原則不要ですが、広告・有料掲載は区別します。

掲示板・口コミサイト 重要度 ★★★★★

ユーザー投稿リンクではugcやnofollowを活用し、リンクスパムを抑えます。

教科書判定

教科書判定

初心者は「普通のリンクには不要、広告・UGC・信頼できないリンクで使い分ける」と覚えれば十分

nofollowをSEOテクニックとして大量に付ける必要はありません。信頼できる参考サイトへの普通のリンクは通常リンクのままで問題ありません。

広告や報酬が関係するリンクはsponsoredを第一候補にし、nofollowも利用可能です。コメントや掲示板などユーザー投稿リンクならugcを検討してください。

また、nofollowはインデックス禁止の設定ではありません。ページを検索結果へ出したくない場合はnoindexなど別の仕組みを使います。

FAQ

Q.外部リンクには全部nofollowを付けた方がよいですか?

いいえ。信頼できる参考資料や公式サイトへの通常リンクへ一律にnofollowを付ける必要はありません。リンクの性質に応じて使います。

Q.nofollowを付ければGoogleは絶対にリンク先をクロールしませんか?

いいえ。現在のGoogleではnofollowはヒントとして扱われます。また、他サイトやサイトマップなど別経路からリンク先を発見することもあります。

Q.アフィリエイトリンクはnofollowでよいですか?

Googleでは有料・広告リンクにはsponsoredが推奨されています。nofollowも引き続き使用できます。

Q.nofollowを付けるとリンク先はインデックスされませんか?

インデックスされる可能性があります。nofollowはインデックス禁止設定ではありません。検索結果へ出したくないページは対象ページ側でnoindexなどを設定します。

Q.内部リンクにnofollowを使うべきですか?

通常は使いません。内部リンクは読者の導線や検索エンジンのページ発見に役立つため、SEO評価を調整する目的でnofollowを乱用しない方がよいです。

まとめ

この記事の結論

  • nofollowはリンク先との関係を示すrel属性の1つ
  • 現在のGoogleではnofollowは命令ではなくヒントとして扱われる
  • 普通の外部リンクへ一律にnofollowを付ける必要はない
  • 広告・有料リンクにはsponsoredが推奨され、nofollowも利用できる
  • ユーザー投稿リンクにはugcが推奨される
  • nofollowはインデックス禁止を保証するものではない
  • 通常の内部リンクにnofollowを付ける必要はない
  • リンクの目的と関係性に応じて属性を選ぶことが重要
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